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鳥は見ている 川に鳥がたくさんいるということは

 実はびわ湖やびわ湖へ流れ込む川の水は、夏の間は水温が高くてあまり美しくないのですが、水温の下がる9月になると急に透明度が増してきます。
 また、9月になると産卵のためのコアユの遡上が最盛期を迎え、10月になるといよいよびわ湖の固有種ビワマスの遡上も始まりますので、サギなどの鳥たちにとって秋はすごくうれしい季節なんですよね。

彼らが上空から餌を探す能力は非常に高くて、どんなに小さな獲物もちゃんと見えるんです。
だから、川に鳥がたくさん集まっているのは魚がいる証拠。鳥がいないときは魚もいません。

 それにしても、鳥の視力は大したものです。人間にはとても真似できません。彼らはすごくよく見える目で、上空からいつも地上を見ているんです。

彼らの危険を察知する能力もすごく高くて、橋の上に人影が見えるとすぐに遠くまで逃げます。

 そして異変をキャッチして自分の次の行動を決めています。これはもう、ほぼ戦場で使われている偵察用ドローンですね。

視力の高い動物トップは鳥類!
 その代表的な例が鳥類です。 たとえば、鋭い口ばしと爪で地上の獲物を狩る鷲(ワシ)や鷹(タカ)の視力は人間と比べて6倍~8倍あるといわれており、数キロメートル先の地上の動物を簡単に見つけてしまうほどです。
 また、ダチョウの眼球は脳よりも大きく、視力はなんと20を超えるともいわれています。

中央動物専門学校の記事から引用


 で。ここからは先日の雨上がりの朝の川の様子です。

カワウの大群まで来てるってことは、これはよほど沢山の魚が遡上してますね。

 こんなにたくさんの鳥たちを養えるってことは、それだけ自然が豊かだっていう証拠です。一体どれくらい魚がいるのかと思って、ためしに橋の上からスマホを下に向けて川の中を撮ってみたら!

うわ、すごい数のコアユの群れが、途切れることなくどんどん遡上しています。


 それにしても、ここを遡上する魚たちはさぞかし怖いことでしょうねえ。

 行きはよいよい 帰りはこわい
 こわいながらも
 通りゃんせ 通りゃんせ ^^;

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