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WINTER PLANTS 桐の実

 いつも撮影に行くたびに車を停めているびわ湖岸の駐車場脇に、何やら実をつけている木がありましたので調べてみましたら桐の木でした。

枝の先に沢山の黒っぽい実がついていますね。

 桐はシソ目のキリ科キリ属の落葉広葉樹に分類されていますが、本来は木ではなく、草の仲間なのだという説があります。
 桐は何処にでも生えますし、切っても切ってもキリがないから桐と名付けられたと言われるほど成長が早く、樹高は10mにも達します。
 「桐」という字は「木と 同じ」と書きますよね。つまり、木じゃないけど木と同じ扱いということなのでしょうか。知らんけど。w

実のそばにある丸い小さなものは花蕾(冬芽)だそうです。
硬い殻の中には白い羽をつけた小さな種がぎっしり。ちょっとした風で飛んで行っちゃうんです。

 桐材は比重が0.31と軽く、日本の樹木の中ではもっとも軽量。
 木肌が美しく防虫効果が高いため、昔から高級箪笥などに利用されてきたことはみなさんご存知のとおりですが、耐火性能も高くて金庫の内張にも使われているとは知りませんでした。(^^)


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