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湖北の桜花 2023 湖北地方の桜密度は圧倒的に高いのです

 地元に住んでいるとついついこれが普通だと思ってしまうのですが、滋賀県内でも「湖北地方の桜密度は圧倒的に高い」ということに、私は数年前に気づきました。(^^;)
 考えてみれば公園や学校など公共施設の敷地、寺社の境内は言うまでもなく、長浜市内の豊公園から北へ向かうさざ波街道(湖周道路)沿いには数㎞にわたって延々と桜並木が続きます。

 さらに、あちこちを流れる川の堤や河川敷…たぶん湖北を流れる大小問わず全ての川の堤には先人の手で必ず桜が植えられています。全国でもこれほど桜密度の高いところはそう多くないのではないでしょうか?

特に私が長年通勤路にしていた堤防の桜並木は圧巻でした。

 ですから、各町には必ずおらが自慢の桜の名所があって、住民たちはみんな自分の住む町の桜が一番だと思っているのは間違いありませんし、わざわざ他県の人出の多い桜の名所へ花見に出かける人もあまりおりません。
 「花見?桜なんかその辺にいくらでも咲いとるやないかい。ここで仕事しながら花見したらええやろ?この畑と田んぼの忙しい時に、わざわざ人の多いとこ行って遊んでる暇ないわ!」と、満開の桜を横目に野良仕事に追われるオッサン達。www

 ま、この季節の湖北はあっちを向いても桜、こっちを向いても桜。どこを見ても必ずピンク色が眼に入るんですよ~。(^^)


 というわけで、今回は私が選ぶ滋賀県北部の桜の名所を選りすぐって有名無名取り混ぜて北から順にピックアップしてみますね。(^^)

【余呉湖の桜】
 天女の羽衣伝説で有名な余呉湖ですが、湖の入り口にある導水路沿いの桜は菜の花と一緒に開花してとってもいい感じ。ソメイヨシノ200本。

【海津大崎の桜】
 「日本さくら名所100選」に選ばれていて知名度も人気も県内№1かも。約800本のソメイヨシノが、びわ湖岸に約4kmにわたって桜のトンネルを作ります。シーズン中の土日はマキノ町側から東への一方通行が実施されます。

【葛籠尾崎~奥びわ湖パークウェイの桜】
 海津大崎のすぐ東。18.8kmのドライブウェイに4000本の桜が。琵琶湖の眺望も素晴らしいです。

【長浜市木之本町黒田の余呉川堤】
 大河ドラマの主人公、黒田官兵衛に連なる黒田氏発祥の地にある桜並木。古木が多く、日本の原風景とも言える風情です。

【虎御前山】
 浅井攻めに織田信長が陣を張った虎御前山。登り口から尾根にかけて林道脇ソメイヨシノ500本が植えられています。遠くからこの山を見るとまるで白い龍のように見えるんです。

【長浜市高月町雨森地先~柏原地先 高時川堤の桜並木】
 高時川堤にはとりわけ多くの桜が植えられていますが、中でもここの2㎞に渡る桜並木は必見。右岸の両側にソメイヨシノが約500本植えられていて、桜のトンネルは圧巻の一言です。

【長浜Canon脇の桜並木】
長浜キヤノン株式会社はキヤノングル-プの一員として鉄砲鍛冶の町・国友町に1988年に誕生。長浜市がここを工場団地として造成した時に、外周道路に桜を植えたのですが、以来30数年経ったここの桜並木がすごい!

【豊公園の桜】
 こちらも「日本さくら名所100選」に選ばれています。約700本のソメイヨシノが羽柴秀吉の長浜城の天守閣を囲むように咲きまする。

【彦根城いろは松の桜】
 チョイと足を伸ばしてひこにゃんといいのすけの彦根城。お堀の水鏡に石垣と桜が共演してお見事の一言!。夜間のライトアップは必見です。


 大変ローカルな話題で失礼しました。(^^;)




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