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杜の宮、香椎宮@福岡

香椎の杜

JR香椎駅から直ぐそばに香椎宮の一の鳥居があり、木々に囲まれた参道が約1kmほど続きます。
香椎宮を訪れるまでは、鳥居の直ぐそばにお宮があると思っていました。
鳥居をくぐると大きな木々が参道を覆っていたので、そんな錯覚をしていたのかもしれません。
さて、参道の両側をお洒落なカフェやお店が立ち並ぶ素敵な通りを抜けると神苑が現れます。
神苑には、季節ごとの草花が咲き乱れ、市民の憩いの場になっています。

そんな素敵な神苑を抜けると二の鳥居(?)があります。
車で参拝する方には、この直ぐそばが駐車場なので、ここからが参拝のスタートになります。
では、これをくぐると境内となります。

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次に楼門が待ち構えていました。
これをくぐるり、手水舎で身を清めてさらに進みます。
古い狛犬や御神木が参道を固めています。

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手水舎

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次に中門です。
広い境内は、由緒正しき神社って感じがして、鳥居、楼門、中門と参道を進むにつれ、汚れが落ちて行く感じがします。
さて、これをくぐれば、御本殿、ご神前です。

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境内は朱色の建物に囲まれています。
荘厳な神殿に圧倒されそうです。
長く突き出た拝殿。
その先に幣殿までが見ることができます。

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香椎造り
本殿は、大正14年に国の重要文化財に指定されています。
「香椎造り」と呼ばれるこの様式は、唯一無二の建築様式で全国でも香椎宮でしか見られないそうです。
屋根の形式が特徴的です。

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御神木「綾杉」
香椎宮の御神木、綾杉は樹齢1800年を超える大杉です。
神功皇后が西暦200年に植えられたと伝わるこの御神木は、通常の杉とは異なり、葉が交互に交わって綾の文のようになってることから「綾杉」と名づけられたそうです。

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狛犬
珍しい狛犬です。
歴史ある狛犬だそうで、身体に比べて頭の中小さい姿は、ちょっと微笑ましくて、愛嬌があります。

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絵馬

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御祭神
 ・主神
   仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)
   神功皇后(じんぐうこうごう)
 ・配祀
   応神天皇(おうじんてんのう)
   住吉大神(すみよしおおかみ)

御由緒
香椎宮は仲哀天皇九年(200)、神功皇后躬ら祠を建て、仲哀天皇の神霊を祀給うたのが起源であります。
神功皇后の宮は元正天皇の養老七年(723)に皇后御自身の御神託により、朝廷が九州に詔して社殿の造営を創め聖武天皇の神亀元年(724)に竣工したもので、此の両宮を併せて香椎廟と称しました。
明治以来には官幣大社香椎宮、戦後は香椎宮と称しております。
※出所:香椎宮HPより

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福岡市が設置している案内板

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御朱印

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福岡の筑前地方には、多くの神功皇后伝説があります。
その一つである香椎宮に参拝できたことは、ロールプレイングゲームの一つの難所を制覇した感じがして、とても嬉しいです。
また、このような場所にこれだけのお宮があることは、とても興味深く、まだまだ興味が尽きない場所です。
境内には、武内宿禰をはじめとする多くの摂社末社があり、香椎宮創建の地にある香椎の地名の由来となった神木など多くの見所があるといいます。
ゆっくりと一日掛けて散策するのも楽しいのではないかと思ってます。


神社: 香椎宮
住所: 福岡県福岡市東区香椎4-16-1
HP: http://kashiigu.com/


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