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#54 みんなで歌おうゲゲゲのゲ

息子に、“今ハマってるアニメは?”と聞いてみると、

「ポケモン、ちいかわ、ゲゲゲの鬼太郎、ミュータントタートルズ、あとは〜うーん、、、」

ん?ゲゲゲの鬼太郎?(笑)

サブスク時代の恩恵をガッツリ受けて、NetflixやHuluやらで、新作も旧作も何でも見られる夏休み。

夏のオススメ!的な流れでゲゲゲの鬼太郎に出会い、ゲゲゲの世界にハマっているようです。

それなら!と【鬼太郎茶屋】へ。

調布市の深大寺にあるそこは、今にも鬼太郎やねずみ男がフラリと出て来そうな雰囲気そのもの!

夏の青空によく映えます。

今日は、鬼太郎と過ごした夏の日のお話。









吉祥寺駅から深大寺行きのバスに乗ること20分。


緑に囲まれた静かな空間の中に茶屋はあります。

鬼太郎グッズがたっぷり並んだ店内と、店の奥には喫茶スペース。

写真を撮りながら、雰囲気を満喫しつつ喫茶の列に並びます。

席数は多くは無いですが、ラッキーなことに10分程度の待ち時間で座れました。

喫茶メニューはどれも凝っていて迷う!

しかしながら、息子は甘いものはそれほど得意ではないので、映えよりも食べ切れる量を重視(笑)

カフェラテはねずみ男をチョイス
目玉おやじのあんみつ
鬼太郎の旗が可愛いソーダも


まだまだ選びたいメニューが沢山でしたが、今回はこんな感じで。

夏らしく、かき氷もありました。

ドリンクにはコースターが付いてきて持ち帰ることができます。

鬼太郎の世界観溢れる店内でゆっくり過ごし、また次に来た時は、違うメニューも食べてみたいなぁ、、、なんて思ってみても、“次”は無いんです。





この鬼太郎茶屋は、寂しくも8月4日をもって現店舗での営業は終了。休業になるそうです。

理由は建物の老朽化とのこと。

鬼太郎や妖怪たちがひょっこり現れそうなこの店舗も、時の流れには逆らえず、安全面を考慮してのお別れに。


店内には、別れを惜しむように駆けつけた方も沢山いらっしゃいました。

“老朽化”

引き起こす怖さは計り知れません。

どんな場所だって、安全で耐震性に優れ、安心かつ快適がいいに決まっています。

しかしながら、この鬼太郎茶屋が持つ、ありのままの老いて朽ちた姿だけが出せる雰囲気。

どこにどう建て直したって、これに勝るものは無いだろうと思ってしまいます。

そんな風に思える場所は、日本にも世界にも沢山あるでしょう。

まだ見ずまだ知らない世界を、時の流れが作り出した景色を、そこにしかない空気を、もっともっと知りたい!と思う夏休み。

こんな壮大な気分になるなんて、これも妖怪の仕業でしょうか(笑)

鬼太郎のようにピンと頭のアンテナを立てながらワクワクを探していきたいと思います。




最後は、水木しげる先生の素敵な言葉で。

本当そう思う

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