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まだまだ気持ちに蓋してたようです。

心に刺さった、べべさんの記事。

しかし、暗くなりそうな本編に行く前に私信を。

そうそう!リルムの「あやつる」を踏まえたエピソードですよね!そこで秘密の名前を教えますか、エドガー⁉︎
マッシュの方はガウとカイエンだけが知ってる、というのも何とも真っ直ぐで彼らしく心暖まります。


というわけで、FF6のコアな話もめちゃくちゃに心に刺さったのですが、

やはりザクザクに血飛沫をあげて刺さったのは「クリエイター」や「才能」と言ったワードです。

以下はリンク先のべべさんの記事を読んでから読むの推奨ですよ!
あと、やっぱりめちゃくちゃ暗くて我ながら(我だから?)苦しい文になったので要注意ですw


さて。


私の現在のコンセプトは「柔和で決断力のあるカフェギャラリーのオーナー」です。

そうなってる自分を想像するのは楽しいし、このコンセプトにしてから欲しい服のイメージが湧きやすい。

方向は、大きく間違ってはいない。

でも私、
Q.お金の心配がないなら何をしますか?
の問いに、「アトリエ付きの家」と即答してるんですよね…。
そこから膨らまして、「ギャラリーカフェ」にたどり着いてるのです。

最初のひらめきは大事です。

アトリエは、なんで欲しいの?

って考えたら……

やっぱり自分が創作したいからって言うね…。

大体、こんなのを固定記事にしておいて、今更なにを言ってるのでしょう、私は…。

コンセプト作りは架空なのに、ごっこなのに、向き合うのが怖い。

べべさんが仰るように、
「お金も才能もあげます!どうしますか?!」という質問は、楽しいけれど劇薬で。

ファッションコンセプトですらクリエイターと言えない私は、才能ある本当にクリエイターや表現者として生きている人々が羨ましくて仕方ないのだ。

クリエイターや表現者だけじゃない。
医者も学者も羨ましい。
それから、外国で暮らす人々も。

努力もしてないのに、「努力できることこそが才能だ」と、ただ妬んでいる。

怖くて情けなくて全然楽しくなくて、もはやファッションに活かせる気もしてないのだけど、書いてみる。
吐露してみる。

以下、吐露。

私、小説家になりたかった。
いつまでも妹の漫画の原作を書いていたかった。一緒に仕事したかった。
(でも書き上げられたのは十数本の短編のみ。)

旅人でありたかった。一つ所に固執せず、海外をひらひら飛び回る。
行った先で文を書き、絵を書き、写真を撮り…
外国語を操り、涼しい顔で地元の人ととの話を楽しむ。
(英語を20年近く勉強して、未だロクに話せず。旅も、もう楽しいかも分からない)

楽器を何か、弾ける人になりたかった。ミュージシャン。演奏家。プロでなくても、人に聞かせられるくらい何か弾けたらなって。
エレクトーンに始まって、トランペット、キーボード、ドラム、ギター、ベース、津軽三味線にバイオリン。一通り触った。
(そしてどれも「弾ける」レベルにない。)

留学もしてみたかった。それができる高学歴も欲しかった。勉強、高校生の時にもっとちゃんとすれば良かった。
とにかく浪人が怖くて、でも白衣は着たくて検査技師の学校へ行ったけど、本気出して勉強して医学部、受ければよかった。
(でも当時は医者になりたいなんてカケラも思ってない。)
(外国暮らしどころか、故郷である東京に早く帰りたい。)

とにかく苦労からすぐ逃げたがる自分が、
苦労してまでやりたいことのない自分が、
結局、楽して褒められたいだけの自分が、

心底情けなくて、泣ける。

かっこいい人になりたかった私は、
かっこよくある為の努力は何一つせず。
今、こんなにも何も持たず、かっこわるい。

かっこいい人。というか。
注目されたかったのかな。
昔読んだ安彦麻理絵の漫画に出てきた女の子が言う
「私ね、インタビューされるような人になりたかった!」とセリフが忘れられない。
彼女は漫画家になり、インタビューの中でそう言うのだ。

何一つ身についてはいないけれど、
それでも今も続けている「文を書こうとすること」と「外国語を話そうとすること」は
大切にしてもいいのかもしれない。
大切に…どうすれば良いかは分からないけれど。

こう書いてみると、
私は「怖い事を乗り越える」という経験を、避けて避けて生きてきたのだな。

叶えようともしなかった理想の姿をコンセプトとする事が正しいかは分からないが、深堀の一環として。

私はまだ「なりたい」を探しても、いいんだ。

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