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【TRPG日誌】SEKIRO風キャンペーン7回目【ソードワールド2.5】

 2024年度は、試験的に『TRPG日誌』という記事ではなく、
行ったTRPGセッションを1つずつ記事にすることにしました。
 2023年度のTRPG日誌

・遊んだ日 :2024年4月21日(日)
・遊んだ場所:イエローサブマリン神戸三宮店
・使用ルール:ソードワールド2.5
・GM    :謎人さん

 この記事には、シナリオのネタバレが含まれます!!



●プレイヤーキャラクター

◆コーガ・プルッカ


 空音さんが使用。
 人間の拳闘士。
 バイオハザードヴィレッジ風キャンペーンで神となった、ユーコ・プルッカの子孫。ただし、本人はそのことを知らなかった。
 このキャンペーンの舞台「サオリ」の町では、ユーコ(サオリ)が祭られているが、周囲からは「邪神」と誤解されている。
 技能は、グラップラー(拳闘士)レベル10、スカウト(盗賊技能使い)9、エンハンサー(呼吸で自己強化する人)6、コンジャラー(支援魔法使い)2、セージ(知識人)1。
 戦闘特技は、牽制攻撃Ⅱ(命中アップ)、武器習熟A/格闘(強い武器を使える)、防具習熟A/非金属鎧(強い鎧を使える)、頑強(HPアップ)、追加攻撃(攻撃回数+1)、カウンター(攻撃を避けたら攻撃した敵にダメージ)。

◆メスガキ・テンゼン


 レベラーが使用。
 自称15才の女性エルフの、ニンジャ。
 顔の上半分を、餓鬼を模した仮面で隠しており、「ニンジャサイコー、サムライはザコ」と書かれた挑発的なTシャツを着ている。
 技能は、フェアリーテイマー(妖精魔法使い)8、フェンサー(軽戦士)10、セージ7、アルケミスト(錬金術師)5、エンハンサー2、レンジャー1。
 戦闘特技は、魔法拡大(数)(一度に複数の対象に魔法を撃てる)、ディフェンススタンス(防御を重視した構え)、変幻自在Ⅰ(戦闘特技を2回使える)、魔法拡大(すべて)(魔法に関して色々出来る)、鋭い目(目つきが鋭い)、カード軽減(アルケミスト技能の消費アイテムの数が減る)。

●セッションの流れ

 フロムの名作ゲーム『SEKIRO』をマネした、戦闘バランスが厳し目のキャンペーンの7回目!
 今回は、義父と戦う場面
です!

◆主人の下へ! 


 コーガとメスガキが拠点の廃寺に戻ってみると――職場のナガト城が燃えています!
 主人ジョシュアを救出するため、ナガト城に急ぐコーガとメスガキ
 コーガは、ワイドウィングで壁を越えて城に入ろうとしますが――防衛機構の大砲で即死させられます!
 生き返った後、今度は、低空飛行で堀を越えようとして――また即死させられます。どうやら、マナを使う飛行手段を少しでも使うと、防衛システムにひっかかるようです。
 しかし、ナガト城の味方側のコーガは、防衛システムに引っかからないハズなのに、なぜ撃たれたのでしょう!?

 謎を残したまま、今度は、マナを使わずに、普通のジャンプで堀を跳び越えようとします。
 しかし、ダイスの出目が悪く、失敗!

 コーガは、堀に落下しますが、受け身を取ってノーダメージです。
 ニンジャっぽい!
 それだけではなく、コーガは、堀の中にあった秘密の通路も発見します!
 この通路を通ることで、途中の敵をすっ飛ばして、ジョシュアのところまで行けました! 
 堀に落ちたときはどうしようかと思いましたが、怪我の功名ですね!
 
 主人ジョシュアの部屋の中を伺うと、ジョシュアの前に、何者かが!
 声をよく聞いてみると――死んだはずの義父ストリクスでした!

 驚くコーガとメスガキ!
 姿を現して、ストリクスに訳を聞きます。
 どうやらストリクスは、死んだように見せかけて、ナガト城乗っ取りを企んでいたようです。
 そして、コーガとメスガキに「ナガトの国は他の国に滅ぼされそうで、もう終わりだから、ニンジャの掟に従い、親のためにナガトの国に仕えるのを止めよ」と言ってきます。

 コーガは「ナガトの国ではなく、ジョシュアに仕えている」と、ストリクスの言葉をきっぱり拒絶!
 メスガキも「ナガトの国に推しのVtuber(コローラ=原作のお米ちゃん)がいるからダメ」と拒否。
 ストリクスとの戦いになります!
 (レベラーはこういう、「敵もそれなりに理屈の通ることを言っているのを断るシーン」が苦手なのかもしれません! 
 低気圧の影響もあり、少しイライラしたテンションになってしまったかもしれません。
 謎人さん、空音さん、申し訳なかったです!)

◆1回目の戦い

 コーガは運命変転で先手を取り、メスガキも運よく、ストリクスの弱点(魔法ダメージ+2)を見抜きますが!

 このキャンペーンでは、恒例ですが、敵が強い!
 最弱の部位でも、防御点14、HP130
3部位!
 攻撃は最大で4回もしてくる上、魔法攻撃(精神抵抗)や、範囲毒攻撃(生命抵抗)までしてきます。
 
 これは――普通に勝てませんでした。
 合計400以上HPを削らないといけないのですが、数ターン頑張って、まだ40点しか削れていない!
 もちろん、1部位も落とせていません。
 (ランダム攻撃なのに、ボスがやたらと的確な動きをしてくる、という点も運が悪かったです)

◆2回目の戦い

 1回死んで、拠点のお寺で復活したコーガとメスガキ。
 今度は、準備を整えてから、再戦します。

 主な準備は以下の通り。
・5回だけ補助動作で回復アイテムを使えるヒョウタンをもらう。
・3回ダイスを振った中で、一番高い出目を保存して、ストリクスとの戦いでいつでもその出目を使えるようにする(メスガキは出目11コーガは10か9だったかな?)。
・HPMPを全快した上で、6ターンの間HPMPの一割を回復し続けるアイテムを1つずつもらう。
・戦闘前に攻撃力+3、防御点+3、最大HP+13、

 準備したアイテムは、かなり強力。
 しかし、一方で、メスガキのマテリアルカード(味方強化、敵の弱体化に必要)が、1戦目で減ったままという、不安材料もあります。

 実際、2回目の戦いも、相当キツかったです!
 メスガキが、粘着矢とマテリアルカードで、敵を弱体化させながら、コーガが2回攻撃!
 
まずは、一番回避力が低い下半身を狙います。
 13回ほど攻撃を当てて、やっと撃破!
 
 次は、胴体!
 メスガキが1回死亡!
 しかし、1回目の死亡なら、HPMP全快で、その場で復活できます。
 メスガキは、1本の価格が高い虎の子「魔法の矢」を4本も使い、コーガの攻撃を支援します。
 コーガも、命中率を上げる牽制攻撃と、堅実な出目で、攻撃を外さずに胴体を弱らせてゆきます。
 そんなことをしている内に、メスガキが「自分のHPの回復を忘れる」というミス!
 回復役が死ねば、戦いを続けられない! ここで終わりか!?
 しかし、コーガが用意していた気付け薬で、気絶したメスガキを回復させる。
 メスガキの装備品「不屈の仮面(相当の餓鬼の仮面)」の力で、HPが一気に11まで回復します。
 その後、メスガキは、ディフェンススタンスで転倒の回避マイナス修正を相殺。自身とコーガを魔法で回復させて、戦線に復帰します!
 危なかった!

 こうして、なんとか、胴体も撃破!

 後は頭だけ!
 ここから、敵は本格的に魔法を撃ってきます!
 範囲攻撃、大ダメージの地震の魔法!
 コーガはワイドウィングで、メスガキは浮遊魔法で地面から浮いて対応!

 炎魔法!
 メスガキは、炎ダメージ-5のストロングブラッドと、ディフェンススタンスでの精神抵抗強化で、
 コーガは、元々のHPの高さと回復アイテムで耐える! 
 
 毒範囲攻撃!
 おなじく、ディフェンススタンスとHPの高さで耐える!

 そうこうしている内に、メスガキのマテリアルカードが尽きてきます!
 これでは、支援が出来ない!

 そんな中、コーガが、回避を捨てて命中率を上げる魔法を使う! 
 そして、クリティカルヒット!
 これは大きい!

 最後は、メスガキが「魔法ダメージ+2」という弱点を突く、魔法攻撃!
 ついに、ストリクスを倒しました!
 実時間で、2時間もかかりました!
 コーガもメスガキも、ファンブル(自動失敗)を5回もしました!
 マテリアルカードと、高級品の「魔法の矢」6本を、使い切りました!

 スゴイ消耗!
 でも、すごい達成感です!!

 ミスや、ちょっとイライラした点が周りの方に申し訳なかったですが、今回も、TRPGを楽しむことが出来ました!

 次回は、原作で言う「桜竜」とのイベント戦闘!
 TRPGどうやるのか、とても楽しみです!
 むしろ、桜竜の直前でたくさん出て来る敵との戦闘がメインでしょうか?

 →SEKIRO風キャンペーン8回目


以下:単語説明

  • TRPG(テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム。会話でドラクエをするような非電源ゲーム。外部リンク

  • セッション(みんなでTRPGのシナリオを遊ぶこと)

  • ゲームマスター(GM。TRPGセッションの進行役)

  • 幻想ナラトグラフ(TRPGのルール。東方Projectのキャラになって、幻想郷を散策したり、小異変を解決したり。外部リンク

  • 東方Project(少女の形をした妖怪と人間が、戦ったりホノボノしたりする作品群。シューティングゲームとか、マンガとか。2次創作が盛ん。外部リンク