066 私が韓国の大学卒業後、日本に帰国しようと決めていた理由（前半）

韓国の大学で1年生から3年生まで過ごし、4年生になるころにはもう「大学卒業後は絶対日本に帰って就職しよう」と決めていた。

日本に帰ることに全く迷いはなく、韓国に残る気持ちは1mmもなかった。

私が日本に帰ることを決めていた理由について書いてみます。長くなったので、韓国で働くのは不安と思ったエピソードについては後半に分けて書きますね。

１．外国で生活していくことの不便や苦労に嫌気が差していた
２．韓国でできることはやりきった気がした
３．安定を重視している
４．「韓国の会社で働くのって不安」と感じていた
５．不安だと思ったエピソード（韓国の某大手リサーチ会社）⇒067

１．外国で生活していくことの不便や苦労に嫌気が差していた

学生として韓国という外国に住むことの不便や苦労が少なからずあり、会社員という身分だとそれがもっと大変だろうと思っていた。

「外国人」「日本人」として韓国人に接されることが時にはしんどかった。めったにないけど「独島（竹島の韓国での名称）はどっちのものだと思ってる？」とケンカ腰に言われたことがあったり…

あとはビザの手続きに色々手間がかかったり。語学留学時代のビザから大学生のビザになり、更新期間が2年に延長されたときはめちゃめちゃうれしかった。

↓↓語学留学中のビザと外国人登録書

病気になった時病院にかかるのだって一苦労する。日本の保険会社の海外留学保険みたいなのには加入していたけど、いつ事故や病気になるか分からないし、そういう意味でも海外生活を続けるのは不安だなと感じていた。

２．韓国でできることはやりきった気がした

語学留学で1年、大学で4年、計5年間住んでいた韓国。

留学生活の後半には、留学前に抱いていた韓国への「憧れ」が自分の中で昇華された気がしていた。

韓国語も日常生活を送る分にはあまり不便を感じない程度にできるようになった。韓国人の友達もたくさんできた。韓国でたくさん遊んだり色んなことを経験することができた。

つまり「もうやりきった」感があった。

３．安定を重視している

１と２に書いたことも日本への帰国を決めた理由の一部ではあるけれど、一番大きな理由。これは今も変わっていないのだが、私は「会社員」として働く限りは収入ややりがいより、安定を重視している。

４．「韓国の会社で働くのって不安」と感じていた

良くも悪くも制度が日本より整っていないと常々思っていた。人脈や粘り強さ、押しの強さがあれば結果が変わってくる度合いが、日本より断然高い韓国社会。働くならば、安定を求めて絶対に日本だと決めていた。

５．不安だと思ったエピソード

ちょっと長くなりすぎたので、次のnoteにエピソードを書きます。