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つるにょうぼう 鶴の恩返し

鶴の恩返し。
こちらも日本昔話の代表作。
よく幼稚園の発表会の劇なんかでも使われていますよね!

日本昔話って
誰が描いているかはわからない。
作者不明。
だから
「再話」として文が書かれているんだよね。

「再話」と書かれているのがおススメだそうですよ。

日本昔話って
「内面的」なことを書かれているとも聞いたことがありますし
本で読んだことがあります。
日本語で書いた聖書のようなものだと。

じゃあ・・・
このつるにょうぼうは?

鶴を助けたよへいのところに来たおよめさん。
この方は要は「鶴」なのですが・・・

「およめさん。」とか「鶴」と見ないで読むと何になるんでしょうね。

よく働き、よく使えてくれる。
そして
お金も尽きてきたので「機織り」をしましょうと
3日3晩機を織る。

3日3晩・・・中性ですね。

すごくいい織物ができてお金に換えて楽しく過ごし。
また
お金が無くなってきたのでもう1回だけという事で

今度は4日かかって上等な織物を織る・・・。
あ。もう度が過ぎましたね。
お嫁さんもやつれてやつれて・・・

そうこうしているうちに
よへいは「欲」が出てくる。

欲が出てくると・・・?
また機を織ってほしくなる。
そして
機を織る姿を見たくなる。
で。見ちゃう・・・

あ~~~~。

これってね。
本当に日常生活にあふれていないかな。

これってさ。
「お金」が悪いのかな?
違うよね。
「お金」はただの物質。
それをうまくコントロールできない人間。

「聖典」です。
と言われて納得できない意味が分からないくらい・・・
これは生きる上での教科書じゃないかな。

ただの昔話。で終わらせるのはもったいない。
もっと
昔話。紹介したくなりますね💖

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