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20年来の親友、そして恋人

ANNE MAGAZINEの乙部アンです。

先日、冬に履いていた靴を一斉にリペアに出しました。

定番のショートブーツ、

年中愛用しているパンプス、

合わせやすいフラットシューズ、

意外に履き込んだスニーカー…。

今回は計8足ほど。

ハイブランドもプチプラものも

その値段に関係なく

次のシーズンもできるだけ綺麗に履けるように

季節の終わりには必ず修理に出すことにしています。


靴は履いたその日の夜に軽くブラッシングするだけでも

長持ちの度合いは変わってきますが

シーズン終わりのリペアはとても大切。

ヒールリフトを変えるだけのもの、

中敷を張り替えるもの、

クリーニングしてもらうもの、

色ムラを補正してもらうもの、

底張りを変えてもらうもの、

そして時にはヒール丸ごと全とっかえするもの。

ダメージ具合によってアプローチは様々ですが

このひと手間が

(と言っても実際にリペアしてくれるのは職人さんで

私はお店に靴を持ち込んで相談するだけなのですが)

靴を俄然長持ちさせてくれます。


“自分をごまかすためのおしゃれほど、虚しいものはない”

ラグジュアリーブランドの靴は

値段だけ見ると高い、と感じてしまうかもしれませんが

最低でも10年履けるとしたらどうでしょう?

一足10万円としても

1年で1万円、半年なら…1ヶ月なら…というように

コスパで考えると最強です。

現に私の手持ちの靴の中で一番古いのは

約20年ほど前に購入したブーツなのですが

言わずもがな、費用対効果は文句ナシ!

それだけでなく

いまだに「そのブーツどこの? かわいい!」と言ってもらえると

なんとも誇らしい気持ちになるのです。

当時の私にとっては

まさに清水の舞台から飛び降りる覚悟で買ったものなのですが

履いている間ずっとかわいくて

しかも、今でも活躍していることを考えると…

決して高くはない買い物だったことが分かります。

反対に、せっかくプチプラの靴を買っても

一度もリペアをせずワンシーズンで履きつぶす方が

実はずっとずっと

もったいないことかもしれません。


「かわいい! 安い!」と飛びついて買っても

その後、お金をかけてお手入れをするに値しないのであれば

その快楽は一瞬で終わってしまうドーピングのようなもの。

自分をごまかしながら見栄でするおしゃれほど

虚しいものはありません。

もちろんプチプラの靴が悪いのではなく

どんな値段のものでも

「長く大切に履く」小さな覚悟ができた靴は

私たちを必ず素敵な場所へ連れて行ってくれる。

特別な“魔法”が効くのです。

同じように

存在すら忘れてしまえるほど

長く愛用して履きなれた靴は

まるで会話がなくても心地のいい恋人のように

特別な時間をくれる。

長年連れ添って見慣れてしかいない靴が

またピカピカになって戻ってくるのが楽しみです。


“20年連れ添う靴”に出会うなら


ワードローブを丸ごと考え直すなら


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