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指揮者 Gianandrea Noseda/ジャナンドレア・ノセダについて調べてみた

📹 Dvorak/CoplandのCDカバーより

METのビゼー「真珠採り」で、指揮者のGianandrea Noseda/ジャナンドレア・ノセダのインタビューを聞いていたら、言葉がすごく的確で情熱的で、心にさっと沁み入り、数分でファンに!単純😊 

直感でこの人、人として尊敬できるなって。言葉に嘘がなく、頭のなかが整理されてるなって。で、調べてみた

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ジャナンドレア・ノセダ
1964年ミラノ生まれ

2017年より米ワシントン・ナショナル交響楽団の音楽監督

ロンドン交響楽団とイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者や、伊ストレーザ音楽祭の芸術監督も務め、2021-22年よりチューリッヒ歌劇場の音楽総監督
https://www.fenice-sacay.jp/event/wnso/

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まず指揮しているところを

ベートーヴェン 交響曲第5番 「運命」 ジャナンドレア・ノセダ
2015年1月11日 N響
https://www.youtube.com/watch?v=jxp7KfA9K4A

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ノセダ氏のウェブサイト。もうスケジュールがびっしり
http://www.gianandreanoseda.com/home_e.aspx

Twitter
https://twitter.com/NosedaG


FB
https://www.facebook.com/GianandreaNosedaOfficial/?fref=ts

絶対にソーシャルメディアをサポートしているスタッフがいるだろうな。新時代の巨匠

フォロワー数は意外に少ない。クラシックの指揮者って地味だもんね

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そしてこれがノセダ氏のFBのトップから導かれる動画

2017年のワシントン・ナショナル交響楽団 音楽監督就任時に作られた「名刺」がわりになる動画?
https://www.youtube.com/watch?v=zxrQa63gh5Y

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日本語のインタビュー記事があまりないけど、今年3月に予定されていたナショナル交響楽団の日本ツアーに先駆けて掲載されたものが。
そこから少し印象的な箇所を拾ってみる

"新時代の巨匠 ジャナンドレア・ノセダ"

そういう人なんだな。1964年生まれ。まだ若い。

上の記事より

ノセダ氏
"(米ワシントン・ナショナル交響楽団は)アメリカ的な音の正確さやイントネーションを失わずに、ヨーロッパ的な表現力も身についていました。"

おっ、私もそう思っていたと。米国のオケは本当にピタッと揃ってる。ヨーロッパのオケは感性に訴える。

オーケストラメンバーにどうあって欲しいか

”「自分は人のためになにができるのか?」という意識を..

21世紀は人間が地球規模で関わり合う時代。...

技術の向上と感性の鋭敏さをもって、
自身のエネルギーを他者に与えられる高みに..."

Q: "「交響曲を指揮してもオペラを指揮してもいずれも第一級」と言われる数少ないマエストロのお一人"

ノセダ氏: "いま言ってくださった評価は、指揮者として最も誇りに感じるものです。心から、ありがとうございます。"

交響曲とオペラは別物なんだなとあらためて実感

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加藤浩子さんの記事にもノセダ氏が多く登場

例えば
https://plaza.rakuten.co.jp/casahiroko/diary/200910210000/
ノセダさんの言葉で印象に残ったのは
「オペラはみんなでやるもの」
「全員が一丸となってひとつの目的に向かうもの」
「ヴェルディが見たら、喜んでくれるようにやりたい」

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ノセダ氏はいわゆる、飛行機で世界を飛び回るジェットセット族なのだが、コロナ自粛中は、2001年から演奏活動をしていないピアノも弾いていたとか。

ナショナル交響楽団のズーム動画の中で語っていた。2分ぐらいから登場https://www.youtube.com/watch?v=lqWjTamN5Ws

愛嬌あるチャーミングな人

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METのYouTube https://www.youtube.com/c/metopera/search?query=Gianandrea+Noseda でわかるノセダ氏のMET指揮オペラ
2018 - ネトレプコ"アドリアーナ・ルクヴルール"
2016 - ダムラウ”ロメオ&ジュリエット"
2016 - ダムラウ”真珠採り"
2014 - アブドラザコフ"イーゴリ公"
2010 - Poplavskaya &ポレンザーニ”椿姫”
https://www.youtube.com/watch?v=u9JyY8v4iLQ

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ノセダ氏の英語のインタビューは結構たくさんYouTubeに上がっていて、ぼちぼち聞こうと思っている。
イタリア人のノセダ氏が語る英語はわかりやすい。
まず、このロンドン交響楽団との30分のインタビューを聞いてみた。
https://www.youtube.com/watch?v=7Tfh107ypuE

英語の字幕付きでわかりやすい

これを聞いてノセダ氏の私の第一印象は間違ってなかったと思った

22人の6歳児に21歳の時、音楽を教えたことがある
6歳児の目からしか見えないものがある
何事も6歳児のようにレーダーを張っていたいと
「感性の鋭敏さ」を思い出した

残りの人生で3つの音楽しか聞けないとしたら、ノセダ氏は、何を選ぶか。

バッハ:Sait Matthew Passion
モーツアルト:フィガロの結婚
ヴェルディ:ドン・カルロ
https://twitter.com/AnneBlueberry/status/1300258296322875392

Sait Matthew Passionと言えば、私はその中のこの歌、Erbarme Dich (神よ憐れみたまえ) が大好き。よく自分でも歌っている
https://www.youtube.com/watch?v=-Yq04mGvKl0

何かとてつもなく不条理なことが起きた時に歌うと心が静まる

多くの版を聞いた後、よく聞くのは
Nathalie Stutzmann
Adreas Scholl
Christa Ludwig

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そして、
Living the Classical Lifeのインタビューシリーズに登場
これ絶対に聞かなくちゃ
https://www.youtube.com/watch?v=2Z8xBPB786Q&feature=youtu.be


コメントを読むと、聞き手のZsolt Bognár氏にも賛辞が多く送られている。彼はBioはここで読める
https://www.livingtheclassicallife.com/our-team

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ノセダ氏は、米国と欧州の交響楽団の音楽監督を勤め、来日もしている。イタリア人なのだが、英語の表現も的確で英語に卓越している。

心が開いていて、いろんな国籍の人とさっと打ち解けることができそう。

こういう人が真の「コスモポリタン」と言えるのだろう。

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