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BTS In The SOOP Season2に思いを馳せて

いよいよ今週の金曜日からBTS In The SOOP Season2が始まる。今回は準備に約1年も掛けてセットを作ってしまったというから驚いた。予告でナムさんが「In Theお城なんじゃない?」と言ってたけど、同じこと思った人がどれくらいいたことか…。

Season1が大好きすぎて、繰り返しよく見ているのだけれど、何回見てもほっこりした気持ちになるし、また見たくなる。この感覚、最近同じように感じたドラマがあった。


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Netflixで配信された「賢い医師生活」は名前の通り病院が舞台のドラマだけれど、ドロドロした派閥もなければ、医療ばかりにスポットを当てたドラマでもない。同じ病院に勤める5人の医大同級生が、人の命と向き合い息も詰まるような日々の中で一緒にご飯を食べたり、学生時代にしていたバンド活動を再開させたり恋愛したり…。なんでもない日常だけれど、それが見ていて心地良いドラマ。この2つの作品には似ている雰囲気があるなと思った。(今年見たドラマで1番良かったから、ぜひ見てほしい)

今回はSeason1でわたしが好きなところについて。細かい好きなポイントはエピソードごとにあげたら永遠に語っていられるので、大きく2つに絞った。


1 みんなで食事をすることに意味がある

料理をしている時はわいわい騒がしい時もあったのに、いざ食べ始めると食べることに集中しているのか、つい静かになるのを見て「愛おしいな」と何度思ったことか。

ボンボヤ4のNZ編もそうだったけれど、シュガひょん(あえて平仮名でひょんと書かせてもらいますね)の「何でも作りまっせ」なスタンスが良いし、この姿がシュガひょんだなと思った。面倒くさい時もあったかもしれないけれど、冷蔵庫の中身を確認して、ささっと作り始める姿にときめかない人いる!?料理は元々好きなんだろうけど、兄弟のために料理をするのが特に好きなんだろうな、と勝手に思ってます。「片付けは頼んだ」「メニューは決めて」と本人は意図してなくても周りを自然に巻き込むスマートさ見習いたい。

誰かが料理を始めたら、頼まれなくても自分で出来ること見つけて手伝うのもいいし、最初から片付けに徹しているキム兄弟も好き。出来上がったら「みんなを呼んできて」と寝てようが、遊んでいようがそれぞれ違うことをしていても「食事の時は全員で」が温かい気持ちにさせた。


あぁ、7人は今までもこうして全員で食事をしてきたんだろうな、と。

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楽しい時も、疲れた時も、撮影の合間やライブの後、宿舎での生活の時もみんなで食事をしながら言葉にはしない会話を食事をしながら続けてきたんだろうなと思ったのだ。

長男と末っ子のわさびを入れすぎたお寿司も、テテがひっくり返したくて仕方がなかったパジョンも、生焼けから見事お店を出せるレベルに揚がったチキンも。ただ食事をしているだけのシーンがこんなにも愛おしい。



2 自然に身をゆだねて

この「自然」には2つの意味がある。周りは山に囲まれ、目の前には湖。見上げればどこまでも広がる空。毎日膨大なスケジュールをこなす彼らが、大都市から離れて自然の中で過ごすゆっくりと流れていく時間を過ごす姿。

もう1つは、気持ちの行方に任せて自然とやりたいことをする姿。眠かったらハンモックに揺られながらお昼寝して、読みたい本をベンチで読んでみたり、ちょっと難しかったり飽きたら止めてみる。そんな飾らない自然な姿。


運転しながら「韓国は本当に山がきれいだよね」と話が弾んだり、クサズが山に登って手作りのお弁当を食べたり。(ナムさんが自分で切ったメロンをぎゅうぎゅうに押し込んでいる裏切らないシーン大好き)VOPEがドライブをしている途中にも、ジョングクのボブおじさんばりの腕前を見せた絵の中にも山があった。季節的にも緑が綺麗な時期だったんだろうな。


SINの釣りも、ジンママとナムパパの間でちょこんと座るジミンちゃんの可愛いが120%つまっているカヌーも好きなのだけれど、テテがカヌーの上でBlue&Greyをじっくり聴く姿が美しかった。

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でもどこか儚くて、そのままカヌーを漕いで遠くへ行ってしまいそうで一瞬不安にもなったけれど「癒された」と穏やかな顔を見せてくれて、ほっとした。別日にもひとりカヌーを楽しんでいたけれど、ゆったりと穏やかに進むカヌーとテテってどこか似てる。


滞在中何度か降った雨だけれど、2日目が特に好きだ。その雨音を聞きながらタープの中で読書を楽しんだり、気にせず体を動かし続けたり、作曲にブロックに絵描き。みんな違うことをしているけれど「雨だから夕飯はパジョンにしよう」の号令のもと始まった夕食のシーンが大好き。

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なんと言ってもパジョンのひっくり返しに失敗したテテがもう一度挑戦する流れ。この時のジンくんの振る舞いが、やっぱりこのグループの長男なんだなと説得力あるものだった。これを見てから、わたしも雨の日はパジョンを作るようになったし、その時は必ずタープでのシーンを流す。なんだか雨の日が待ち遠しくなったのは彼らのおかげ。


カメラがあるから完全にプライベートにはならないけれど、ふと見せる表情とか楽しそうに遊ぶ姿は、眩しいスポットライトが照らす舞台から離れた等身大の20代の青年たち。

コロナ禍もあってその複雑な心情や状況に、つい本音がこぼれた時もあったけれど、その姿を見せてくれたことで安心したのも確か。世界で活躍する彼らには相応しくないかもしれないけれど、7人に心の中でこそっと呟いた言葉がある。

いつだって夢や希望を見せてくれる完璧な姿じゃなくてもいいんだよ、と。

寝起きでぽやぽやの顔も、ちっちゃなことでゲラゲラ笑ったり、水風船や卓球で子どもみたいに思いっきり遊ぶ、そんな姿を見せてくれるだけで充分幸せな気持ちにしてくれるんだよ。

せめてIn The SOOPにいる時くらいは、何も気にせずに好きなことして笑ってくれてたらいい。


Season2 に思いを馳せて








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