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君のその声の深さの中で泳いでいたい【キムテヒョン】

まるで深海のようだ。

テヒョンくんの声は深く、深く、底が見えない。光が届かない深海だけれど、テヒョンくんの声の海の中には柔らかい光が差し込んでいるように感じる。


先日のジミンくんの記事に書いたように、BTSにハマるきっかけはジミンくんの声だったのだけれど、曲を色々聴き始めてMVやライブ映像を見るうちに「どんな声しているの?」と何度も聞き直した人がいた。


テヒョンくんだ。


最初はBoy With Luvの映像を見た時。

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【Your every picture〜】のフレーズ。たったその数秒でその声にグッと心を掴まれた感じ。どこか篭っているような、でも深くて耳にしっかり届く声。最初のこのフレーズを何度リピートしたことか。


低音がよく響くかと思えば、高音もダミ声も出せてしまう。例えば「DNA」のテヒョンくんから始まるフレーズのダミ声。あんな綺麗な顔をして、そんな声を出すの?と混乱した。そうかと思えばソロ曲の「Stigma」ではスローなテンポの中でその声の魅力を存分に聞かせてくれる。1曲の中でテヒョンくんが見せる表情は様々で、いつだって目が離せないようにオクターブを自由に行き来するその声の振り幅まで広いのか…と脱帽というか、言葉がなかった。


日が短くなって夜が少しずつ長くなってきたせいか、眠りにつく前の数時間テヒョンくんの曲ばかり聞いている。彼の深い声は、秋の夜が似合う気がする。

Winter Bearが発表されてすぐ、ジミンくんがいつの間にかWinter Bearを聞きながら眠ってしまっていたという話をしていた。(彼のWinter Bearへの愛は、もはやファンのそれ)


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うん、わかるよジミンくん。テヒョンくんの声ってなんだか全部包み込んでくれる気がする。沈み込んだ気持ちを引っ張りあげるというよりは、何も言わずにそっと傍で寄り添ってくれるような感じ。

悩みとか弱音とかを誰かに吐き出したいけれど、別に励ましてほしい訳じゃない時がある。相手のポジティブさを受け止める余裕もない時。そんな時はテヒョンくんを思い出して、その声を聞いていよう。


毎晩わたしは、テヒョンくんの声の海の中にそっと飛び込む。気がつくと目を閉じて、その深い深い海の中でゆったりと泳いでいる。


おやすみなさい、いい夢が見れますように。

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