麻実(LETTRE Journal)

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在宅フリーランス┊WEBディレクター┊ライター┊50代女性のリアルとこれから┊人生後半を軽やかに自由に生きる┊LETTRE Journal┊

最近の記事

料理男子に捧げるキッチンリセット

夫は料理男子である。 家で食べる料理のほとんどは夫が作り、食材の買い出しまでしてくれる。私たちは夫婦で在宅ワークなので、用事がなければずっと家にいるし3食とも家で食べることが多い。 もし、私が3食とも作らなければいけなかったら悲鳴をあげていただろう。そんな主婦の悩みナンバー1ともいえる日々の食事作りから解放され、料理をしなくていい妻など、少なくとも私のまわりには1人もいない。 私の名誉のために言わせていただくと、私は料理が嫌いでも苦手でもない。料理教室に約7年通い、食べ

    • やわらかな水

      カタ、カタ、カタ、タタタタ・・・・ とケトルが鳴る。 そのまま弱火で5分沸騰させ、耐熱ガラスのボトルに注ぐ。 お湯を落としていると気持ちが落ち着いてゆく。ボトルが湯気で曇ってゆくのを眺めていると、心までフワ~っと軽くなるようで心地よい。 料理をほとんどしない私が、いちばん多くする家事はお湯を沸かすこと。家事といえるか不明だが。ちなみに料理は夫の担当である。 その夫は毎日2リットルの水を飲む。そのほかにコーヒーや焙じ茶、ハーブティーなど、とにかく2人とも水やお茶をたくさ

      • 47歳、絶望の一年が終わった。友人の死、そしてその先を生きる…

        47歳。この年に訪れた絶望の意味を考える。 その年の春先、同じ歳の友人が亡くなった。 27歳で出会い、まるで生き別れた双子が離れていた時間を取り戻すかのように仲良くなった私たち。 共通点はたくさんあった。 年齢、部活、結婚した歳、夫の境遇、なかなか子どもが出来ないことや嫁ぎ先での立ち位置など。お互い家のインテリアの趣味が似ていたのにも驚いた。 夫はそれぞれ中小企業の後継者で、傍からは恵まれたように見えるらしい。でも地方に多い同族企業で親や兄弟など親族一同が働いている。

        • 51歳、不調をなんでも更年期のせいにしてはいけない

          思えば数ヶ月前から様子がおかしかったのです。 若い頃はよく膀胱炎になったけど、ここ20年はご無沙汰だったし膀胱炎と違う感じ。 在宅フリーランスなので、よくお茶も飲むし気にして水分を摂っています。会社勤めのころは、一日のトイレの回数が極端に少なかったので、むしろトイレの回数が増えてよかった!と思っていたくらい。 でも、あれ?さっき行ったのに・・・ という感じで、頻繁にトイレへ。そして、夜になればなるほど残尿感が増長していくようで、気持ちも下半身もモヤモヤしていました。 女

        料理男子に捧げるキッチンリセット