オレポジ報告 23年6月第1週
オレポジ、先週比-$6,523、年初来-$72,278 (-14.3%)。2週連続の大幅マイナスを喰らった翌週だけになんとかプラスで終わりたかったが、金曜の雇用統計でゴールドが急落したことなどにより、小幅マイナスで終わった。
とはいえ、金曜の動きはある程度ヘッジしてあったので、この程度で済んだという気持ちもあり、結果にさほど不満はない。
火曜日深夜、ドイツCPIの急減速からタカ派ECBの方針転換が直ちに連想され、ユーロ安&債券高、当然ゴールドは急落した。が、その後落ち着き、金曜明け方までユーロ、債券共に上昇。ゴールドも反発して$2,000を攻める展開となった。
まぁこの時点でなんとなくtoo easyな気がしていた訳だが、案の定、金曜日のサプライズ雇用統計をきっかけに空気が一変、ユーロ、債券、ゴールドというオレポジ・コアアセットが仲良く急落することとなった。
Fedの思惑に沿った景気減速が全く進んでない、というのが誰の目にも明らかとなり、今後の利上げの動向がまた怪しくなってきた。これまでのコンセンサスが一旦反故になり、下落プレッシャーがかかりそうな雰囲気だ。ついでに、債務上限撤廃後の政府による債券爆売りも控えている(短期中心だろうけど)。
債務上限デフォルト回避の可能性が強まった先週末から今週初めにかけて、株はやや売られ、"sell the news"などと解説する向きもあったが、実際のところ、それは単に一旦しゃがんだだけで、木曜と金曜はまたイタい爆上げとなった。S&Pもナスも、もはや金利やドルの動向など全く気にしていない。「景気後退直前のメルトアップ」論をあちこちで聞くようになったけど、まぁそういうことなんだろう、と思う。
ESは、4200で買った6枚そのままガチホしていればよかったのだが、週前半に微益で処分してしまった。木曜深夜に〜4240で再参入。アホではあるが、何もしないよりはよかった。とにかくガンマポジティブなので、このまま上に行こうが下に行こうがオッケーなのに、なんでドタバタする必要があるのか(自問自答)。
週初め、証拠金のマージンが若干心細い感じになっていたので、ZBやCLのカバードCALLは一旦損切りした。が、しぶとくOTMのPUT売り。これでも思ったより証拠金は下がった。
GCは、期の近いCALLを大量に売りつつ、遠くのCALLスプレッドとPUTスプレッドを追加。
他は特に変わらず。
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