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コンプレックスのスープレックスから抜け出せ!!

今回は僕のコンプレックスについて書いていきたいと思います。

僕は人に言われたことを実行できない、人並みにできないというコンプレックスを持っています。

僕は物心ついた頃から物事を『できない』ことが多く、『できない』と言われ続けてきたために、自分に自信が持てず何事もできないと決めつけて諦めていました。

もともと小さい頃から家の中で一人で遊ぶことが好きで、友達と遊ぶ機会が少ない子どもでした。また、親に言われたこと、学校で習うことを実行すること、覚えることに非常に時間の掛かる子どもでした。

幼稚園時代は自分の好きな遊びを一人でするだけで済んでいましたが、小学生になると同級生の子と一緒に何かをすることが増え、人とどう関わっていいのかと戸惑うことが多かったです。

小学校に上がるために靴紐の結び方を親から教えてもらっていたのですが、全く覚えられず非常に時間が掛かってしまいました。このようなことが何度も続き『なんでできないんだ』と言われ続けました。

小学校の授業で習うことを全く覚えることができず、授業が大嫌いでした。今でも忘れませんが、九九を覚えるだったり計算式の授業は地獄でした。先生の話に集中ができず全く違うことを考えていることが多かった学生時代を過ごしていました。

僕は幼稚園の頃から水泳を始め、小学3年生から友達の影響で野球を始めました。

この2つのスポーツで僕は辛い経験を味わうことになります。

まず水泳です。

僕は2つ下の妹と一緒にスイミングスクールに通っていました。
クロール、背泳ぎと、ここまでは順調に進んでいたんですが、平泳ぎをいくらやっても全く前に進めずうまくできなかったんです。
気がつくと遅れてスイミングを習い始めた妹が僕と同じ階級にいたんです。僕が全く進めずにいる間に妹は見る見るうちに成長し僕の階級を越していきました。

とても悔しかった。

というよりとても悲しかったんです。

どうしてこんなに頑張ってるのにできないんだ。

やっぱり僕は『できない奴』なんだと段々卑屈になっていきました。


小学校になって始めた野球では、小学5年生の時に身長が既に160cmあったので、ピッチャーに抜擢されました。

ピッチャーに憧れがあった僕はすごく喜びました。

公式戦で18-0で圧勝していた最終回に僕が登板することになりました。
結論から話すと、僕はノーコンだったために押し出しを繰り返し最終回だけで8点も取られてしまったんです。
それ以降僕がピッチャーという話はでてこなくなりました。


そしてポジションが定まらずいろんなポジションをたらい回しにされました。
肩が強かったためにキャッチャーをさせられますが、ピッチャーの球が取れず。
外野は足が遅いためできず。内野は守備が下手くそで無理という話だったのに肩が強かったためにサードしかないと、サードを守ることになりました。

野球を知っている方はご存知だと思いますが、サードに1番ボールが飛んでくるんです。
そのため試合では相手ベンチの監督、コーチから「サード狙え!」と大声で言われるようになる始末でした。

いくら守備の練習をしても上達することができずに、好きな野球のはずなのにやりたくないと思う自分がいる複雑な野球生活を送っていました。

野球でなりたいポジションになれずに辛いと思っていたら、守備が下手なのにボールが沢山飛んでくるポジションを守らされ、相手チームに罵られるという非常に無慈悲な経験をしました。


僕は学校、プライベート、スポーツと、できないことが多く、

社会人になってもどうせできやしないと卑屈になり、

何事もチャレンジしないような人間になってしまいました。


でも振り返ってみると、僕にもできることはあるなと思ったんです。

人とのコミュニケーションの取り方が分からないからどうやって関わったら人と仲良くなれるだろうと考え続けた結果、人を笑顔にすれば人は集まってくると思い、人を笑わせることに対して、頭の回転が速くなったりとか、

高校時代のハンドボールでは、足が遅い、対人プレーが下手くそな僕でもシュートはできると磨き続けた結果、1年の後半にレギュラーを勝ち取り、大きな結果を出せたりしました。

できるようになったのはなぜかを考えた時に、

それは諦めなかったからでした。

情熱を持って取り組んでいたからでした。


野球をしていた僕はどこか諦めている自分がいました。

でも人を笑顔にしたい、シュートがうまくなりたいと思っていた僕は諦めの2文字なんて全く頭にありませんでした。

できないと付き合うのではなく、向き合うことが自分を大きくする手段だと思います。


今こそ自分をがんじがらめにしているものを解き放ち、

情熱を持って生きましょう!!!

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