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「荘」日誌

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函館市弁天町「旧野口梅吉商店ーわらじ荘ー」と「旧西浜旅館-みなも荘-」「旧中国茶屋−きらく荘−」に住んでいる荘民が発信する日々の日誌です。 毎日の生活を10年後も笑えるような、そ…
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#荘

こうして私は、なんで生きてるのかわからなくなった

ついに私はわらじ荘に住まないことになりました。今は車中泊をしたり、キャンプをしたりします。でもメインはもーりーさんというおばさんの家に居候させてもらっています。猫がとてもかわいいです。あとご飯が本当に美味しい。心も体も暖かくなります。 「わらじ荘」と言う場所を出るにあたって、今までのことをここに残しておこうと思った。だけどわらじ荘は要素がありすぎて、綺麗な言葉にできないのだ。暮らすということ・働くと言うこと・活動する・地域と関わる・人を知る・・・・もっとあるもっと、もっと沢

のびのびと、あたたかいイベントに。

5月2日に谷地頭町で「本だなづくりイベント」を開催し、無事に終了しました。 イベントってとにかく大変で、充実度が高くて、なんか達成感がありますよね。もちろん、このイベントも大変な部分はあり、とっても楽しく、おわったー!という気持ち、生まれましたよ。 でも、大変や疲れより、「あたたかく、のびのびと」そんな言葉の方が似合うような1日でした。 どんなイベント?タイトルの通り、本棚を作るイベントです。作る本棚は3つ、リトルフリーライブラリーと呼ばれる活動がいいなあ~と思ったのが

人生の学び舎「荘」という言葉を公の前で使うことを、今週のNHKをもって、やめます。

さて、下沢杏奈です。皆様、いつもお世話になっております。今日は、少し大きな報告をします。少しだけびっくりされる方もいるかもしれません。でも、本質は変わりませんので、誤解なさらないように。では、はじまりはじまり〜( ※NHKというのが前面に出ていますが、宣伝ではなく、ある意味の報告です。) 私は、函館の西部地区にあるわらじ荘というところで暮らしています。他にも、みなも荘・きらく荘というところを運営しています。5月ごろから今まで約6ヶ月〜1年くらい??の荘の様子をNHK北海道オ

普段の活動について

実は、荘のホームぺージが少しずつ更新されています。きらく荘も「普段の活動」という項目を付け足しました。今回のnoteでは、きらく荘の「普段の活動」を紹介します。目次はボリューミーですが、ひとつひとつは短めです。 ①散歩 「メインの活動は散歩です!」とホームページに書きました。散歩ってなんやねん。という感じですよね。さすがに分かりにくいな~と反省しています。  しかし、散歩は散歩なのです。私たちの住む家は、谷地頭温泉よりさらに上、電停に行くには商店街を通ってしまう場所に位置

家族でも親戚でもない、おじいちゃん・おばあちゃんと交流のすすめ

大学に進学してから、おじいちゃん・おばあちゃんと会うのは年に1回程度になりました。さらに、コロナ禍でなかなか会えず。久しぶりに会った祖父母は、弱々しく、小学生の時にたくさん遊んでもらった姿ではありません。そして、変わっていく姿に怖さや不安を感じるようになりました。「家族」という関係の中では、素直にさみしさを言葉にできず、頻繁に会いに行くこともなかなかありません。 きらくサロンきらく荘では、谷地頭町にある老人福祉センターで月に1回「きらくサロン」という活動を行っています。

めんどくさい「過程主義」を愛する

函館の古民家に男女13人で住んでいる下沢杏奈です。先日私は23歳にしてぎっくり腰を患い、さらに風邪をひき、熱をだし、そして精神的に病んでいたため、顔がやつれ、さらに食べ物も受け付けてくれず、人間とは言えない状態になっていました。 約2週間、体調を崩しまくった結果、めんどくさい「過程主義」を提案するまでの過程をここに記しておこうと思います。めんどくさいけれど、最後まで読んでくださると何かに気づくかもしれないし、気づかないかもしれません!! 見えるものを求めた私私の体調不良の

まちあるきハロウィンフェスタ

子どもの笑顔が十字街~弁天町にあふれた日10月31日土曜日はまちあるきハロウィンフェスタでした! 当日、わらじ荘もお菓子を準備して子どもたちが来るのを待っていました。用意した数は約85個。近くの学童の子どもたちが来ることを想定しても100人分はいらないのではないかと思っていました。しかし、当日は150人以上の子どもたちが来てくれ、何度もお菓子を買い足すことになりました。 想定外の出来事で、お菓子をもらうための長い列ができたり、お菓子を買い足し、詰める作業に人手が必要になっ

代表なんて、向いてないと思い込んでいたわたしを変えた最強の2人

私は従来からリーダーというものを任されることが多い。 だけど、私はリーダーになっても、なんだか向いていないと感じていた。 人生の学び舎「荘」も、みなさんご存じの通り、私が代表としてやってきた。しかし、代表なんて向いていないと思っていたし、代表という役割に限界を感じていたのは最近ではない。かなり前から私はリーダーというような役に向いていないのではないかと、感じていた。 悩みの種と解決策そんな私の悩みを引き出してくれたのは、函館近郊に住むある素敵な夫婦である。 二人はわらじ荘