一見価値を生まないモノにも目を向けると価値になることがある
おはようございます!あんなです。
日々のニュースから原理原則を導きたい(自分なりに)と思うのでさっそくっ!
本日気になったのは以下、記事。
・H&Mは複数の古着を組み合わせ、新しいアイテムに作り変える機械を開発
・スウェーデンの店頭に導入し、顧客に古着の価値を訴えている
・H&Mは、2030年までに衣類の製造に使う全ての素材をリサイクルなどで調達された素材へ切り替えるとし、19年には57%を達成
スウェーデン初の巨大ファストファッション企業。競合はグローバルで言えば、ZARA。日本だとユニクロとか入ってくる感じですかね。
一見、サステナブルな素敵な取り組みだなと記事を見て思ったのですが、この記事に書かれていた「衣類の製造に使う全ての素材をリサイクルなどで調達された素材へ切り替える」というところが気になりH&Mの決算をP/Lベースですが、見てました。
SEKはスウェーデン・クローナの略でスウェーデンの通貨のことみたいで、日本円にして売上は2.7兆円。
ファーストリテイニングの2019年度の売上は2.3兆円ほどでした。
ぱっと見、好調なのかな?と思ったのですが、これを対前年度比、対売上比でも見てみました。
2017年、2018年は増収減益
2018年、2019年は対売上比でいくと、営業利益は減っている。
上の記事では以下のようなことが書かれていました。
H&Mで2014年から2015年にかけて90日台で回っていた在庫は、2017年には130日近くまで伸びていたといいます。
2014年、2015年はだいぶ前の話になっちゃいますが、ファストファッションで在庫回転率は超重要ですよね。もしかしたらH&Mは大量に在庫が余っているから、新商品の製造はリサイクルの素材に切り替えると言っているのかな?とかと妄想を膨らませています。笑
そして、その活動がサステナブルな取り組みとしても取り立たされ、H&Mの衣類製造スタンスというところでブランディングになっているとしたらすごいなあと思いました。(語彙力w)
今日の原理原則
・一見価値を生まないモノにも目を向けると価値になることがある
H&Mで言えば不要な在庫に目を向けたということ
なんか1回目から長くなってしまった
明日も頑張れるかな。笑
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