見出し画像

【FIP治療記⑫】10/24 〜投与17日目、風邪っぽい〜

 日中:食欲普通、活動量ちょっと少なめ、排泄異状なし。くしゃみ多め、発熱あり(39.9℃)、体重3.15kg。
肺炎のリスクを聞いており、連日のくしゃみが心配だったので、今朝専門医に相談した。
治療にあたっての注意点として、以下の回答を得た。

①未承認薬と併用禁止のお薬は日本に無いので、何を合わせても基本的には問題ない。
②経過が良ければステロイドは必要ないが、神経症状、ぶどう膜炎の所見がある場合等は使用する。使用する場合は、風邪の事も考慮して1キロに対して1mgまで。
③肺炎が疑わしい場合はレントゲンを撮ったほうが良い。

 先生のご助言に感謝しつつ、かかりつけ獣医へ。

 今日は発熱と血液検査でWBCと好中球上昇で感染を認めたので、プレドニンは一旦ストップし、抗生剤(アモキシシリン細粒)を5日間投与となった。

画像1

 かかりつけ獣医もあんみつのFIP治療に大変関心を持ってくださり、未承認薬治療についてたくさんお話した。

 この薬の大元は米国の企業であること、この疾患領域で有名なDr.も元の薬の効果を認めていること、アジアや欧州でもこれの類似品が出回っていること。などなど
 いずれにせよ、その獣医は認可のない薬の治療には責任が持てないから、たとえ興味があってもこの治療はできないとのお話だった。

 「認可さえ降りれば」という言葉に何だかもどかしさを感じてしまった。
今後の承認申請への動きも気になるところ。

最近知ったのが、製造販売の承はヒトの医療用医薬品は厚労省だが、動物用医薬品は農水省とのこと。勉強させて頂いた。

この記事はあんみつの治療経過報告と他のFIPネコちゃんの参考情報にして頂きたく、全て無料公開しております。あんみつを応援頂ける方は、サポートをお願い申し上げます。頂いたサポートはあんみつのFIP治療費として大切に使わせて頂きます。みなさまのご支援に心より感謝申し上げます。