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【ファンアート】『【デビルハンター】ジュディ婆さんの事件簿』を読んだのさ!

ジュディ婆さんの事件簿は、ジョン久作さんの長編小説です。
主人公はなんと、九十歳を超えたお婆さんハンター! 彼女は悪魔を狩る宿命を背負っています。このお話はジュディの苛烈な生き様と、その仲間たちの物語……

WARNING!! 私がこの小説を読む前に想像したのは、「のんびり畑仕事をする中で起きる小さな事件を解決するお婆ちゃん」でしたが、本作はそのような大人しい話ではありません 。


◆【デビルハンター】ジュディ婆さんの事件簿

[note41]im1_ジュディ婆さんの事件簿

腰の入った激闘に次ぐ激闘、小気味いいトークに次ぐトーク。喜びと悲しみを綴ったリズム感が癖になる!! 勇躍するチームメンバーはこちら!!

≪ハンターサイド≫
☆ジュディ(中央):右手に斧、左手にリボルバー!
☆ゴードン(右下):FBI特別捜査官
☆エリザベス(右):恐るべき手榴弾の使い手
☆イタル(左下):俊敏な足技の光るインファイター
☆ヴィクター(右上):鍛え抜かれた筋肉のお爺ちゃん
☆ソフィア(右上):デビルズキッチンを切り盛りする美女

≪悪魔サイド≫
☆フォルカー様(上):たちはだかる強敵。詳しくは本編にて……!
☆トレバー(下):ボノボ
☆左側の面々:読んでみてのお楽しみ!


描きたいキャラクターが目白押しで、正直言って1枚に収まり切りませんでした。こうして全7話を振り返ってみると、ストーリーがすさまじい密度で展開されたことが分かります。

ユニークな敵が続々出てきて、その個性を堪能しました。戦いには随所にトリックが仕掛けられ、読み手を飽きさせません!
立ち向かうジュディチームは、仕組まれた難局を乗り越えるために連携します。ゴードンは半人前感が漂うけれどひたむき。悪魔には容赦のないエリザベス。己の能力を熟知して戦うソフィア、漢を見せるヴィクター、執念を燃やすイタル……それぞれが洞察力を発揮し、急所を把握して決定打を繰り出す様は胸がすくようでした。


◆本日のハンター、ジュディ

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米コロラド州の大自然を舞台に活躍するジュディ婆さん。
激戦を切り抜けていく闊達なジュディの姿はとてつもなくカッコイイです。彼女は人生を復讐に捧げるほど愛情が深く、時に不器用ながらも真剣に生きています。周囲に気配りするだけでなく、自分を貫く芯の強さ。こういう歳の重ね方にとてもしびれました。


悪魔のもたらす悲劇と、それを根絶せんと戦う狩人の熱意。斧、銃、特殊能力、科学技術。人ならざる者の秘める力に、人の創意工夫で挑む『【デビルハンター】ジュディ婆さんの事件簿』、オススメです!


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今回もとっても楽しくイラストを描いたのですが、詰め込みすぎてキャラクターをうまく表現できなかったのではないか、とも心配しています。
ジョン久作さん、なにか問題などありましたら遠慮なくコメントしてください!


≪追記≫
作者のジョン久作さんからサポート&オススメをしていただきました!!
なんと原作者様から! メキシコの荒野に慈雨……ッ
ありがとうございます!! これからも頑張ります!!!


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