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スギナ茶をつくってみた

先日、地元農家のおじさんにスギナについて教えてもらいました。
風邪に効き、新陳代謝が良くなるなど、昔から良薬として親しまれてきたそうです。

しかし、農家のおじさん曰く
「健康に良いって言うけどさぁ、スギナを育てるってのは納得いかないよ。だってあれは野菜じゃなくて、雑草だもんw」

と、あまり印象が良くない様子。
それはともかく、スギナを知らなかった私は「スギナは薬草」という話にときめいたので、安良家の畑でも探すことにしました。

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普通に生えてる!
畑に入って数歩進むだけで、すぐに見つかりました。
知らないと気づけないものなんだなあ~


■収穫したスギナを乾燥

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さっそくスギナをむしり取り、良く洗ってから陰干ししました。
乾燥後は1~2㎝くらいに切って、フライパンで乾煎りして完成です。

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できた♪


■スギナ茶

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それでは出来たてのスギナ茶をいただきま~す (^o^*) <マズソウw
香りは「雨上がりの草のにおい!」という感じで、味は薄くてよくわかりませんでした。そのままではイマイチなので、麦茶や緑茶と合わせた方が飲みやすいかも。

なんだか物足りないので、スギナ団子を作ってみます。


■スギナ団子

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作り方は、
① スギナ茶をお茶ミルで粉末にして、上新粉に混ぜる。
② 1に少しずつ水を足してこねる。
③ お団子状に丸め、熱湯で茹でる。
です。

雨上がりの草のにおいは消えて、草餅って感じの味になりました。お茶として飲むより、スギナ団子の方が断然おいしかったです。

幕末の名医、松本良順もスギナをゴリゴリと薬研(臼)でひいていたのだろうか……なんて思いを馳せながらつくっていました。
これで健康になるのか定かでありませんが、この自給自足感に癒されました。農家のおじさんに持って行ったら食べてくれるかな (●´艸`)ムフフ


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