逆噴射小説の旅2020『じゃん負けレッドの下剋上』
こんばんは皆さん！ 秋深まる中、いかがお過ごしでしょうか。私は逆噴射の旅を続け、「わわっ！」と驚く日々を送っています。
際立ったキャラ、軽快なリズム、吸い込まれるようなトリック。
───これが逆噴射小説。先の気になる意外性……ッ！
今回は桃之字さんの、『じゃん負けレッドの下剋上』をファンアートさせていただきました。
※この逆噴射小説の旅シリーズは、モノクロ挿絵風にトライしています。
◆じゃん負けレッドの下剋上
主人公は戦隊リーダーを務めるレッド（ハル）。そして新人りのアキは、なぜか要領の良さが抜群。またたく間に他のメンバーから気に入られ、わずか半日でレッドよりも頼られるようにまでなります。
嗚呼、やんぬるかなレッド！ しかし――
８００字を読み終えたとき私は「？？」となったのですが、読み返しているうちに、ひょっとして？ と疑問が芽生えました。
アキくんは怪人によって繰り返される時の中で１人戦っているのか？
もしくは、怪人と手を組んで組織の人気を得ようとしているのか……？
というかそもそも、すでにこの戦隊は怪人に撹乱されているのだけど大丈夫なのだろうかっ？！
そんな風にして、あれよあれよと言う間に得心がいきました。
そう、戦いはストーリーが始まる前から始まっていたのです！！
レッドは今度こそ、リーダーとして手本になれるのでしょうか。今後の活躍が気になりました！
作品からレッドの表情が豊かに感じられたので、イラストにはいろんな顔を描いてみました。「！」のコマがなかなか「！」な表情で気に入ってます。前面の大ゴマでは、主人公らしくハルくんに見得を切ってもらいました！
仕掛けられたトリックに想像力を刺激され、もっと先が読みたくなってくる。パルプって本当に素晴らしいものですね……！
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小説の冒頭800字で、いかに続きを読みたいと思わせるかを競う逆噴射小説大賞。そこから続きの書かれた作品がnoteにはたくさんあります。
やった！ トレジャーハントに出かけようのぜ！
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桃之字さん、素敵なパルプをありがとうございました！
楽しんで描きましたが、キャラクターの雰囲気などこれでよかったか心配しています。なにか問題がありましたら、遠慮なくコメントしてくださいっ
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