杉並区の「とまれ」(足跡編)

おそらく、ほとんどの人が意識することなく通りすぎてるであろう路上の「とまれ」ペイント(それじゃ本来の役目をはたしてないのですが)、
杉並区にはいろいろな種類の絵ペイントがあります。

まずは1番オーソドックスなやつ。そういやそんなんあったな的な。

人と自転車を両方止めてます。
足跡の方、昭和47年の「杉並新聞」にこんな記事がありました。

実験的に実施したもので、直径1mの円に足跡が描かれていたそうです。

「マル印の不思議さもあって、学童たちは申し合わせたようにマル印の中でとどまり横断している。また運転者は、マル印内の子どもを見て車を徐行しており、実験の成績はまずまずの出来ばえという。」

1mもあれば目立つし、そういう効果もあったのだと思われます。
ちなみに、これが実施された場所の1つ高井戸第4小の現在(2018年5月)をグーグルマップで見たら、小さくなった足跡がいくつも描かれていました。(入ってないけど画面右側にもあります)

その後、これが高井戸署管内以外にも普及したのかはわかりませんが、1mものでかい「とまれ」はこれまでのところ見た事がないので、時がたつにつれ小さくなって今の大きさに落ち着いたのでしょう。
どのように変わっていったのか、その変遷を見てみたいと思ったりします。


(2018.10.8 追記)

今日、公園の出口でやや大きな足跡見つけました。
円の直径が1mとまではいきませんが、まわりの四角が1辺60〜70㎝くらいで通常見かけるものよりやや大き目です。

上がやや大き目サイズ、下がよく見かけるサイズです。
(わかりにくいので比較のために足先入れてみました)

少なくとも大きさ規格が2種類あるのですね。興味深いです。

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