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【まだ間に合うよ!】英語ができるようになる必勝法

こんにちは。教育コンサルタントの藹(あい)うえおです(*^^)

この時期、入試まであと100日を切った高校受験生、大学受験生がほとんどですね。早いところはもう1か月を切っています。

高校も大学も、理系も文系も、国公立も私立も必須科目である英語。分厚い英単語帳を持ち歩き、必死に単語を覚えようとしているころだと思います。

しかし、英語が苦手すぎて困る。

むしろアレルギー反応を起こす人もいるのではないでしょうか。

今日はそんな人のために一度立ち止まって学習法を見直してみないか?というきっかけになればと思って文章を書いています。

①抵抗なく英語に触れられる題材を探す。(私の場合は歌)

かくいう私も英語が苦手で苦手で仕方がない人間でした。

暗記が苦手なので英単語帳は使ったことがありません。

単語を覚えようとなったら辞書まるごと覚えるのがゴール!?と感じ、おっくうになったのを覚えています。そもそも国語辞書ですら厳しいのに。

リスニングもズタボロで、英作文は勘で書いていました。今思うと恐ろしいですね(^^;

センター試験まであと2か月を切ってもこんな状態だったので、一度リセットしようと思ったんです。

そのとき「何だったら英語が入るか」を考えたとき、音楽の授業で先生が紹介してくれたサイモンアンドガーファンクルの『The Sound of Silence 』という曲が思い浮かびました。

とてもきれいな歌声で、歌詞のミステリアスさに惹かれていました。

②英語をひたすら聞く、発音する、歌う!

「よし、あれを歌えるようにしてみようか」

受験シーズン真っただ中、これ以上同じ勉強をしても意味がないと悟った私はペンを置いてひたすら『The Sound of Silence』を練習していきます。

最初は全く口が追いつきません。そりゃそうだ、ネイティブの英語に追いつくほど英語をしゃべったことがありませんでしたから。

そこは何度も歌を聴き、辞書を引いて歌詞の意味を知り、繰り返し言えるように練習しました。ワンフレーズごとに切りながら練習していきました。

さてさて、練習を始めてしばらくし、久しぶりに英語の長文問題を解いてみました。

あれ、読むのが楽になっている・・・発音問題の法則が分かる・・・!

今までやっていた文字中心の英語の勉強とは打って変わって、するする読めるようになっていました。初めてみる単語も、なんとなく発音が分かるので詰まることが減りました。

そして、日本で英語を学んでいると英語=厳格な文法というイメージが定着しますが、結構自由なんですよね。

意味が分からない単語は、周りから何となく推測すればいいやくらいに許せるようになっていました。実際、長文を読むときに意味が分からない単語って全体の3割もいきません。7割分かっていれば大丈夫くらいに許していくと、どんどん読むのが速くなっていきました。

その感覚は嘘ではなく、センター試験の結果は1年前の模試よりも60点以上上がっていました。一番ドベちんだった英語が、他の科目を引っ張る立場に変わっていました。

ちなみにこの勉強法は、同じ英語嫌いの教え子に実践してもらったところほぼ全員効果が出ていました。


③まとめると

英語を聞く機会、話す機会が減る

⇒英語の発音が分からなくなる

⇒黙読で読めないことにストレスを感じる

⇒英語が嫌いになる

というループを打ち砕くため、英語を聞く機会を増やす・話す(歌う)機会を増やしたのが効果的でした。

その中で、「英語って意外と自由なんだ」と感じ取れたのも大きかったですね。


英語に苦しんでいるそこの受験生!一度鉛筆を置いてみるのもいいかもよ。