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君と、待ち合わせ

※BUMP OF CHICKENのツアー「Sphery Rendezvous」の初日のセトリを一部記載しています。

9月7日(土)

BUMP OF CHICKENのライブに行く日。近所の友人と駅で待ち合わせる。

昔のBUMPの物販といえば、トンデモ行列、3時間待ちは当たり前、みたいな過酷なものだったけど、どんどん改善されて今日に至っては物販エリアに入ったあとはほぼノータイムで購入できた。とんでもないくらいレジの台数があり、端っこのほうは余ってすらいたらしい。無事にお目当てのものを購入。

ちびニコルかわいい


4人がステージに出てきて、藤くんがギターを掲げる。それに、手を挙げて応える。今回のライブのツアータイトルは「Sphery Rendezvous」。Rendezvousには「2つの宇宙船が同じ軌道に入り、接近した状態で共に飛行すること」という意味、転じて「待ち合わせる」という意味があるらしい。ああ、たしかに待ち合わせだなと思った。待ちに待った瞬間だった。

Sleep Walking Orchestra。
開演の直前に1曲目当てクイズをしようと友人にもちかけていたので、演奏がはじまった瞬間、答え合わせするみたいに友人と顔を見合わせる。友人がめちゃくちゃ笑顔で、私もつられてにこにこ。
鹿野さん×藤くんの対談で、藤くんがこの曲はナントカ童話みたいな分厚い本を開く瞬間をイメージした、と話していた。ツアーの幕開けにぴったりすぎる。

青の朔日。
ライブでやるのがお初の曲。アルバムで何度も聴いてはいたけれど、ライブで聴くとまた違う印象だった。すごくかっこいい。普段教室で制服姿しか見ないクラスメイトの私服姿を見たときの感じ?こんな一面もあるんだ~って。これだからライブはやめられない。

飴玉の唄。
ホームシック衛星2024でもやっていたから、まさかやると思わずびっくり。この曲のドラムロールの切ない感じと、後半の畳みかけるような藤くんの歌い方が好きなので、またライブで聴けて嬉しい。

SOUVENIR。
この曲を初めてライブで聴いたのは、Silver Jubileeツアーの仙台GIGS公演だった。藤くんがステージを端から端まで走って手拍子を促していたのが印象的だったし、ライブで聴いてより好きになった曲。手拍子するところ、めちゃくちゃ楽しくて大好き。

アカシア。
終わったあと、誰かが「アカシア大好きー!」と叫び、それに藤くんが「君たちに聴かせるために作ったんだから、そんくらい言ってもらわねえとなぁ!」と返していた。アカシア、私も大好き。

アンコール、カルマ。
私は普段女性アイドルのライブにもよく行っていて、彼女たちの場合は登場までまあまあ時間があるので、銀テをくるくる巻いていたら巻き終わる前に登場してきてびっくりした。男子ってお着替え早いのね。
4人がステージの中央に集まり、「やってみるか」と声を掛け合った瞬間、一緒に行った友人はカルマをやると悟ったらしい。なぜ?

アンコール、虹を待つ人。
外の会場で聴く虹を待つ人がとても好き。藤くんが「歌え〇〇(開催地)!」と煽るのもとても好き。蒸し暑いベルーナドームで、我々も汗だくだったけれど、誰よりも藤くんが汗だくだった。それはそれは汗だくだった。汗だくになりながら全力で曲を届けてくれているのだから、こちらも全力で応じなければいけない。藤くんはよく、「何千、何万人対1じゃなくて1対1なんだ。君に届くために曲が生まれたんだ。」みたいな話をする。だから、全力で、届いてるよ〜という気持ちで歌った。

星の待ち合わせ、みたいな意味らしい


前回のホームシック衛星2024ツアーの時、私は私生活も仕事もいろいろ立て込んでいて、気持ち的に不安定なタイミングだった。楽しいし、曲を聴けてうれしいのに、ライブ中にも不安が鎌首をもたげて心にいて、ふとした瞬間に顔を出す。大好きなBUMPのライブなのに心から楽しめない状況だった。
今は、いろいろ区切りがついていて、今日のライブは本当に心から、すごく!とっても!楽しかった!!!ライブに来れたこと、ツアーのはじまりに立ち会えたこと、ライブを楽しめたこと、友人も楽しそうにしていたこと、全部が嬉しかった。

Sphery Rendezvousツアーは奇跡的に他の公演も当たっている。東京ドームも応募中(当たってくれ)。いろんな場所で、ギターを掲げる藤くんを目印にBUMP OF CHICKENと待ち合わせる日々が、とても楽しみ。

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