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カフェの役割

先日、基山でのイベントの後に、基山の方から頼まれた作業をしようと、基山駅前の「フューチャーラボ」なるカフェに寄った。
寄ったのだが、結局システム的なトラブルがあり作業ができず、お店の方とおしゃべりをし、トラブル対応で駆けつけてくれた方とおしゃべりをし、楽しい時間を過ごさせていただいた。


逆に数ヶ月前だっただろうか。

鳥栖でのイベント出店の後、そんなに長居ができないながらも、せっかく佐賀県の東端まで行ったのだから、そのまま帰るのももったいない気がして、鳥栖とか基山のあたりをウロウロしたが、結局どこに行くでもなく佐賀に戻ってしまった。

その日のイベント終わりに、すぐ帰るのも何なのでちょっとゆっくりしようと思い、会場のすぐそばに「コメダ珈琲」があったので入ろうかと思ったが、コメダは佐賀にもあるし…なんて思い却下。

以前勤めていた会社がイベント会場の近くにあったので、前を通り過ぎてはみたものの、誰かに会えるわけでもなく。。

昨年末に基山を色々と散策する機会があったので、基山町立図書館のあたりまで行くも、誰かに会えるわけでもなくスルーして。。

「フューチャーラボ」にも行ってみたが、いつもは道路沿いの正面が大きなガラス戸で開放的な感じなのに、その日はシャッターが閉まってて、「こんな日もあるんだ。。」なんて思いながら駅でUターンして。。

「何か食べるか?」なんてことも思ったが、あいにくその日は出店していたイベントで美味しそうなフードがあったので、買い食いしてお腹いっぱい。。

まあまあウロウロしたのだが、佐賀に帰るしかなかった。。


そこで気づいた事が2つ。

一つ目は、私にとって鳥栖や基山でフラッと立ち寄れる行き先の選択肢がほとんど無いということ。お店はたくさんあるのに、行ったことが無いお店ばかりなので、冒険する心の余裕がない時は、なかなか気軽に立ち寄れない。

二つ目は「知ってる人に会いたいんだなぁ」ということ。「せっかく来たのだから…」と思った時に、そこでしか買えない商品を買ったりも良いが、その地でしか会えないような人との会話も良きお土産となりうる。

そんな時に「カフェ」って非常に都合が良いことに気づいた。

普段私が住んでいる佐賀市内でもそうだが、フラッと立ち寄って、お店の人と会話できるカフェに行きがちなのだ。

県内でもフラッと行きやすい街には、行ったら顔なじみだったり、イベントでお世話になったりした人が、にこやかに迎えてくれるカフェがある。

有田に行ったらあの店。
伊万里に行ったらあそことあの店。
江北に行ったらあの店。
武雄に行ったらあの店。
吉野ヶ里に行ったらあの店。
みやき町に行ったらあの店。
白石に行ったらあの店。
古湯に行ったらあの店

みたいに、よく行く場所には、行ったら「知っている人」に会えるカフェがある事に気づいたし、カフェなら食後のお腹いっぱいな時でも行ける。

残念ながら、数ヶ月前の私には、鳥栖や基山でそのような場所が無かった。。
というか、基山に行った時に立ち寄るカフェは「フューチャーラボ」だったのだが、そこが閉まっていて立ち寄れなかったということだろう。
それと、鳥栖にはまだふらりと立ち寄って知った人に会えるカフェがない。。



街を元気にするために「関係人口を増やす」なんて事を耳にするが、手っ取り早く関係人口を増やしたければ、カフェを作ったり、カフェをPRすることが戦略的に重要なのかもしれない。。なんて思いました。

鳥栖、基山で良さげなカフェがあったら教えてください!

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