「自分の心身を健やかに保つ」
正月明けてから実家に帰った。
毎年決まって元旦だった帰省をコロナで初めて止めたのが去年のこと。
一回止めてしまうと、元旦に帰省しないことなんて何でもないことみたい。
元旦に帰らないことが悪いかのような。変な義務感が存在していた。
でもちょうど実家もいろいろあって、帰省を歓迎する反面、肉体的にはしんどいところもあるようで。
自ずと「今までとは違う」流れになっていると思う。
明るいこと。
暗いこと。
母はなんだか、ますます面倒臭くなっていた。
父の入退院やら今後のもろもろで、思うところもあるのだろうと思うけど。
とにかく、自分の不幸も幸せも「人まかせ」なのだ。
家族が誘ってくれない、構ってくれない、自分の思うように動いてくれないことが「腹立たしい」「悲しい」。
だから皆に評価されようと、何かしなくては、役に立たなくてはと一生懸命になる。
でもその一生懸命の矛先が違いすぎて、むしろ迷惑にすらなってしまう、だけど意固地にそれを認めず、自分はできるとますます意固地になる。
面倒臭い。
そして、思う。
ある程度の年齢を重ねたら、子供が親に望むことって
「自分の心身の健康のことだけ考えてくれ」
それだけでしかないんだなって。
別に役に立とうとしなくていいから、とにかく
健康でいてくれ。
機嫌よくいてくれ。
その、自分を健やかにすることに、全力を傾けてくれ。
心底そう思った。
こういうこと言うと、突き放されたような気分になるのだろうか。
でも実際、年取った親に関わらず、全ての人が責任取る必要あることって
「自分の心身を健やかに保つ」
それだけなんじゃないのかな。
世のため人のためとか、この健やかさがあってこそ、初めて意識を向けられるものだと思うから。
ほんと全ての人にお願いしたい。
もちろん私も邁進します。
「自分の心身を健やかに保つ」
これ以上の目標はないと思うよ。
今年も、もしかしたらきっと、これからも。
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