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結果と原因という考え方から離れて

不調が皮膚に出やすい私。

痒いな、と思うと炎症して赤くなる。
極度に乾燥して突っ張る、かさかさ、ぴりぴり、痒い、痛い。

ただ通常は症状が出ても数日で自然に収まっていくのが、昨秋から出た症状がなかなか引いてくれない。

医者にも行った。
整体院にも行った。
敏感肌用のあれこれ試した。

でもどれも一緒なのは「最初は効果があるけどだんだん効かなくなる」ってとこ。

薬や化粧品に関しては、調子が悪い時は何使ってもダメ(しみたり炎症したりする、そんな中でもワセリンは大丈夫なんだけど)。

とにかくずっと、私は原因を探していた。

「何のせいで、私の肌は荒れてしまうんだろう」って。

でも、わからない。

何か特定のものを使うとか食べるとかですぐ反応する症状ならわかりやすいけど、そうでもなく。

住まいのせい?土地のせい?環境のせい?ライフスタイルのせい?食べ物のせい?年のせい?

でもずっと根底に思っていたことは

「自分が悪いからだ」

ってことだった。

自分のせいで、自分がこんなだから、自分がちゃんとしてないから、

こんな風に体調を悪くしてしまうんだ。

鏡を見るたび見た目にがっかりする。

痛みや痒みといった症状が出てくると、実際辛い。

だからずっと、原因を知りたかった。

原因を知って、根絶したかった、私の肌を悪くするその何かを。

でも、最近、思う。

ほんといろいろ試したりやってみたりして。

結果は、何やっても同じというか。

多分「私が治らないと治らない」。

治る時が来れば治る、という感覚もある。

でもとにかく、今は思う。

「誰も悪くないよ」と。

何かのせいにしたくなる。
誰かのせいにしたくなる。

犯人探しをしたくなる。

それが対処法だって、それしか知らないから。

でもきっと、もうそうじゃない気がしている。

起こることは、起こるべきして起こっている。

それに対して私は、どう振る舞えばいいのかな。

どういう立ち位置で、そこに向き合えばいいのか。

今きっとそれをやっている。

自分の体を使って、起こっていることを見ている。

早く良くなりたいと思う。

治って欲しいと切に願う。

でも一体、治るって、何なんだろうとも思う。

まだ自分の中でも結論みたいなものはないけど、

言葉でうまく表せないんだけど、

「結果と原因」ということに関しての考え方を、変える時が来ているような気がする。

起こったことに対して、原因を調べて、対処するようなやり方。

もうそういうことじゃないような。

犯人探しを辞める、とか、

執着を手放す、とか、

因果関係に囚われない、とか、

流れに身を任せる、とか、

いい意味で手放す、放っておく、とか

そういったきっと「軽さ」みたいなものがキーワードのように思う。

今その課題に向き合ってる。

まだ結論は出ないんだけど。

遠くないうちに自分なりに腑に落としたい。

その時症状はどんな感じになっているのか。

私はそれを見てみたいんだ。

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