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禊いている私

しばらく前から気づいていたけど、ここ何ヶ月、やたらと過去のことを思い出す。良かったこともあれば悪かったこともある。
そして最近は特にわだかまりの大きかった部分というか、そういうことが出てきたりする。そして今、それについて書きたくなっている。

過去を糾弾するつもりはない。
自分を被害者加害者と決める気もない。
逆にすべてを良かったことと美化する気もない。

でもただ、浮上させて、そこにあった正直な自分の思いを認めることで。
禊、をしているのだと思う。

そう、昔は、過去のどんなことも、自分なりに角度を変え再検証して、ポジティブに再解釈したり、書き換えたり、なかったことにしたり、「汚点」を残さないようにしてきた。

でもそれは違うな、と気がついた。

どんな出来事も、感情も、ただそこに「あった」と、存在を認めるだけでよかった。直す必要も変える必要もなく。ただただ「あった」と知るだけでいい。今やっているのはそういうこと。

責める訳じゃない。
反省もしない。
善悪の判断もしない。

ただただ私は禊いでいる。

禊いでいる。

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