おばちゃん、再就職手当を受け取る~アラカンの再就職その7
コロナによる業績悪化で会社都合解雇から、生活のためとにかくお金を手にすることを優先し再就職を決めたおばちゃん。
失業手当でつつましく暮らしながら正社員雇用を夢見る手もないわけではなかったが、それよりも再就職を決め、再就職手当をもらうことに舵をきった。
再就職手当をもらうには、条件があり、一番の問題は「再就職先にて1年以上の雇用がみこめるか」に該当するかどうかであった。正社員はもちろん該当する。アルバイト、契約系であれば雇用先が「1年くらいは雇用すると思いますよ~」と書類に○をしてくれれば申請は通る。問題は派遣社員契約で、それでも長く勤められる契約であればよいけれど、期間限定半年レベルだと、次の派遣先が1か月くらいで決まらないと適用されないらしい。しかも、半年で派遣先に社員登用というおめでたいことがおこっても、再就職手当はでないのだ。
おばちゃんは、再就職先に早々に提出していた、申請書類がやっと届き、1年以上の雇用有に○がされていてほっとした。そしてすぐに書類一式をハロワに送った。
しばらくして、残高確認したら、土日分の失業手当が振り込まれていたので、とりあえず書類は処理されているのは理解できた。そして、その後、ハロワから郵便物が届いた。再就職手当の支給決定の書類だった。
待ってたよ。嬉しいよ。このために今働いているんだよ。
けっこう気持ち的につらいこともあるけれど、しばらく再就職手当を切り崩すこともできるし、いったん定期かNISAに回しておいてもいい。壊れそうな家電の買い替えもできるかもだ。
そしてちょっと潤った残高を見てにんまりしていた頃、年金事務所から「ほらほら、支払いお願いしますね~」と、会社で払えなかった不足月分の年金と、今年度の年金の支払い書の束が届いた。
どうせ払わなければならない税金。この先毎月払うのも面倒だし、今なら年額で払えるわい、と太っ腹な行動をしたおばちゃん。これで文句ないよね、と思った頃、また住民税の納付書が届き、働いても働いても税金が待っていることを痛感するおばちゃんであった。
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念願であった再就職手当が支給されました。申請が無事通ってくれてほっとしています。これでこの先1年、今の会社で頑張るぞという気持ちと、途中でプロジェクトがなくならないよう祈っています。あとはわたしの成績が悪くて解雇にならないか、という不安要素もありますが・・・。
このあと6か月したら、雇用定着手当の申請があります。前職のお給料より、現職のお給料が安い場合に適用されるものです。こちらは申請期間がきちんと定められているので、しっかり手続きをとりたいと、書類は会社のロッカーに保管しています。
申請しなければいただけないお金がいろいろあるわけですが、するとしないとでは大違いなので、いただけるものはいただくにこしたことありませんもの。あわよくば、こんなめんどくさい申請をしなくても、時期がくればちゃっちゃと振り込まれるシステムになっていただけたら、と思うものです。
お読みいただきありがとうございました。お邪魔しました。
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