見出し画像

おばちゃん、二次面接を受ける~在宅勤務その42

3月となり、ついにおばちゃんは無職となりました。在宅勤務ではないけれど、2月中のお話は、在宅勤務しばりでいこうかな、と。そして、この二次面接は不採用となり、noteで初めて「つぶやき」使った。

2対2のWEB面接が終わって、当日には二次面接のご連絡をいただく。でもけっこう先の日程。このスケジュールはけっこう応募者がいるんだなという気はする。

二次の際は会社見学と、同じ課の人と話をする時間があって、持ち物は筆記用具。二時間コースの面接になっていた。持ち物準備と、二次面接の回答準備をしておき、前日はコーポレートサイトをひたすら見ていた。つっこみたいところがあるにはあって、改善したい点として言いたいが、きっと言えないだろうな、と思いつつ。。。

思ったよりも早く駅についた。早すぎだけど、カフェでお茶という時間でもないから駅の改札内で時間をつぶして、よし!とむかった。

受付を通して、すぐに、社員の方がでてきて、そのまま会社案内となった。その後、会議室で待つと、人事の採用担当の方が来て、いくつか書類を渡された。既往症のチェックみたいなものと、個人情報的なもの、そして採用テスト!

転職サイトには全くかかれてないぞ!でも筆記用具持参だしな、何かくるとは思っていたが、漢字の読みと計算のテストだ。ストレスチェックとか予想していたが、よみがはずれた(笑)

終わって、採用となれば配属される課の方が来て、なんでもきいてくださいね、の時間。と、きいていたので、いくつか質問を用意しておいたのだが、どちらかというと現場職の再面接のような感じだ。おばちゃんの履歴書・職務経歴書のコピーを持ってるし、質問される方が多かったし、この人がOKださないと採用にはならない感じさえ受けた。

終始笑顔でのりきって、同調して、助け合っていきましょう的な話をされて、その人は職場に戻っていった。どうだろ?どう判断されただろ?

考えていると、人事採用の方が入ってきて、面接の部屋を変えるので、と言われた。「社長と部長の面接です」。え?今日って二次面接なのでは?これ、最終面接なわけ?と、おばちゃん、びっくり。この会社はいつもサプライズがある。サプライズというより、トラップと言うべきか。

通されて待っていると、社長と部長のお二人が登場。「面接にあたり、いろいろ質問しますが、答えたくない場合は断ってOK」なのだそう。それでは、ときたので、自己紹介だろうな、と思っていたら「10分程度で、ターニングポイントをもりこみつつ、生まれてからの自分史を語ってください」ときた。うわ~、、言いたくないことをどう隠すかが頭をよぎる。

10分間のひとり語り。職務経歴書のあたりになると、どんどんはしょってしまう。思い出とはそういうものか。ターニングポイントはけっこうある。でも、ここで語る必要性のない案件だってあるから、話をしながら整合性をつけてまとめあげる。けっこう大変。10分もひとりで話すことなんか最近ないし。。。

質問は、一般的なことが多く、どうしてここなのか、志望動機、自分の性格、ここで何ができるか、何をしたいかといったことから、苦手な分野、今まで仕事で嬉しかったこと、腹がたったこと、どんどん質問がくる。部長がメインで、社長はメモっているくらいだったが、社長からも追加質問がとんでくる。

何度もきかれたことは「残業」だった。固定残業制でけっこう時間数があるので給与もそれなりに高い。平均残業もそこそこある。会社の成長に会社がおいついていない感じだ。かなりがんばらないと、みなし時間をオーバーするらしい。残業ができない状況になれば時給契約になる社員もいるとのこと。それはそれで、社員を大事にしている会社だな、と思ってきいていたが、最後にも社長から「内定がでても家族と相談して(残業が)難しければ断ってくれてかまわない」で面接が終わった。

いつまでに返事、とは言われないまま帰路につく。今日は2時間半コースだった。

でも、今働いている人達はその残業をのりきっているわけだ。さっき話をした同じ課の人もそう。カレンダー通りだし、有給もとりやすいそうだし、平日をがんばれば、現状近くの年収がもらえることが、おばちゃんにとっては一番嬉しいところ。そして、なにより就職先が決まる安心感。こいっ!内定!

そんな気分で、帰って面接の御礼メールをした。翌日に、結果についてはあらためて連絡する連絡があった。以前、3週間キープされて、不採用になった案件があるが、今回はけっこう応募者がまとまっている感じ。今週には結果がくるかな、と考えていた。

なかなか連絡がこない。迷っているのだろう。若い子と比較されてしまうと、おばちゃんの敗退は目に見えている。ちょっと、気分転換に近くの神社まで散歩してお参りをして、帰ってきたところにメールが届く。

「難航し~採用お見送り」が結果だ。だめだったんだ。呆然とした。あれだけがんばっても、最終面接でも落ちるものは落ちる。涙が出る。いろいろな気持ちがこみ上げるが、とにかく、力不足であったこと、皆さんの活躍をお祈りするメールを返信しておいた。

泣きたい。これは、ちょっと泣いておこう。明日休みだし。

バスタオルを持ちだして、ばふっと顔を突っ込んで声を出して泣いた。泣きながら吐き出していたのは「これで落ち着けるとおもったのに」「わたしがまず決まらないといけないのに」「どうやって暮らす」そんな感じの内容が、表現を変えて口からついて出ていた。

もちろん娘にもラインで報告。動揺したと思う。おばちゃんが決まれば、自分も安心して転職活動ができるのだから。おばちゃんを気にしてくれているけれど、心おだやかではないだろうに。

友人にもラインした。次の面接日に買い物のお誘いがきていて、ここが決まっていたら次の面接は断って遊びに行けたが、ダメだったよ~って。

不採用は不採用。いくら振り返っても採用にはならない。ご縁がなかった、それだけだ。おばちゃんのご縁はどこにあるんだろう?謎過ぎる。。。ちょっと応募職の方向性を変えてみようかと、またポチポチ応募するおばちゃんであった。

☆☆☆☆☆

娘の勤務先がホワイトすぎて、何をみてもブラック?と感じる感覚はさずがに捨てましたが、やっぱり「固定残業」部分を含め、時間給は計算した方がよさそうです。

残業はともあれ、人を大切にしてくれそうな会社さまでした。あたたかくて居心地が良さそうなので、残業も苦にならなそうに思っていたのです。

今度はワークライフバランスがよい会社を見つけました。応募してみましょう。

お読みいただきありがとうございました。お邪魔しました。


この記事が参加している募集

よろしければサポートをお願いいたします!いただいたサポートは、ノートパソコンの購入費用にあてたいと思います。テレビも壊れかけてるしな~(笑)