見出し画像

ウクライナ軍がロシアへの越境攻撃を数日間続けている状況について

ウクライナ軍がロシアに対して越境攻撃を仕掛けて数日経ちます。
これについての記事などを紹介したいと思います。

数日前からウクライナがロシアへ越境攻撃をしているということなんです。
これについてはいくつかの新聞も報じていますので、ご存知の方も多いと思いますけれど、改めて私の方でも、今回は40分前に出た共同通信の記事を紹介したいと思います。

場所を確認しておきます。

https://www.google.com/

問題となっている場所がロシア西部クルスク州というところです。
赤い印がついているのがクルスク州のスジャ市になります。
この後、共同通信でスジャの市長の声明とかも出てきます。
位置的にはウクライナ国境に近いです。
モスクワが少し北の方になります。
モスクワまではかなり距離がある感じはします。


今回の記事を紹介する前に、数日前も記事が出てまして私がTwitterの方で記事をシェアしました。

CNNも記事を出してるんです。

これが8月9日の段階です。
1日2日経って共同通信の記事がこんな形で出ているわけです。

ウクライナ軍が開始したロシア西部クルスク州への越境攻撃は10日で5日目に入った。ロシア軍は侵入したウクライナ兵の掃討作戦を展開し、州内では緊張状態が続くが、ロシア国内から一掃する目標は達成できずにいる。千人程度とされるウクライナ部隊が防衛網を突破した「想定外の奇襲」にプーチン大統領が衝撃を受けているとの情報もある。

6日未明に始まったクルスク州スジャ方面などへのウクライナ軍の越境攻撃では、ロシア国防省軍事政治総局のアラウジノフ副局長が国境から少なくとも10キロまで侵入されたことを認めた。

ソーシャルメディアでは、ウクライナ兵が「スジャはわれわれの支配下にある」と主張する動画が拡散した。ウクライナ軍は最大で20の集落を制圧したとみられる。

プーチン政権に批判的なメディア「モスクワ・タイムズ」は9日、ロシア政府当局者の話を引用し、今回の越境攻撃がプーチン氏への「強烈な平手打ちになった」と報じた。

ロシアが越境してきたウクライナ兵を討伐できる図にいるということみたいです。
この共同通信の記事はヤフーニュースでありまして、コメントがあるんですけど、その中で特に反応の大きかったコメントを見てみたいと思います。

一個旅団程度の奇襲じゃないらしいね。
戦争のターニングポイントになって勝敗がつくことになりそうな作戦になったなぁと思うわ。

ウクライナは5個旅団を投入したうえで、ロシアの増援を各個撃破し続けているらしいから、5個旅団を追い返したいなら、かなりの戦力をウクライナの最前線から動かさない限り何もできないね。

最前線から動かせばウクライナ側で押し戻される。動かさなければ補給線をメタメタにされていずれ立ち枯れする以上は、押し戻すために前線から精鋭を最低限のこして引き抜いて、十分な準備を整えてクルスクに戻らないとならない。でも、そんなのウクライナも分かってるから、その後背が安全とは限らんわな。それも狙われてるかもね。

ウクライナやNATOの作戦参謀って優秀なんだな。御見それしました。下手を打ったらロシアが負ける事になりそうだな、ヘルソン奪還戦以来の大戦果だわな。是非ロシアを敗北させてくれ。

ウクライナが、クリミアの電波塔を破壊したため、ロシアは、ウクライナのミサイルなどを探知できなくなっている。また、ロシアの火砲はウクライナのハイマースのミサイルなどに撃破されている。そのため、ロシア兵士は、実質肉弾戦となって、死者が激増している。

プリゴジンは、兵士の生命を粗末に扱っていることに腹を立てて、プーチンに反旗を翻しました。

今になって、ウクライナが越境攻撃を仕掛けているが、ロシアの歩兵を護る筈の火砲がハイマースに壊滅されて、歩兵部隊は実質肉弾戦を強いられ、多くの戦死者を出していることを、ロシア国内で目の当たりにしているだけに、人命を粗末にしているプーチンに批判が殺到しているのだろう。

相当すごい作戦だな、これは。数個旅団を動かしているだけではなく、現にロシア領地てロシア軍を打ち負かしているそうだからな。かつ、ウクライナ領土からロシア軍掃討部隊を攻撃しているということで、ウクライナ軍の相当ねった作戦であるという事が一目瞭然の状況となっている。何よりロシアにとっては舐めていた所の虚をつかれたと言われているが、数日前からウクライナ軍のこの方面への移動状況を把握していたそうだ。にもかかわらず、惚けたように領土侵攻を許したということは、ロシア国内に掃討兵力、兵器的リソースを欠いているという証左に他ならない。いずれにしろ、ロシアが自国領内に相当数のウクライナ軍部隊の侵入を許したばかりか、5日に渡って未だ撃退できていないという状況自体、プーチン政権への非難と失墜に直結する。いずれロシア軍に押し戻されるなどと惚けたコメントがあるが、そういう次元の問題ではない。

私も専門家でもありませんので正直コメントするのが難しいんですけれど、ただウクライナ軍としてはかなり効果的に攻撃を進めていて、プーチン大統領にとってはかなり手こずっているような状況なのかなという感じはします。
ロシアがスジャの方に戦力を回すとなると、ウクライナ最前線で戦っているロシア軍にとっては戦力が落ちるわけですので、そういう話はなんとなく分かります。
であれば日本にとっては北方領土というものがあるわけで、そちらを隙を見て何かをするいいチャンスでもあるのかなという気はしないでもないです。
北海道のあたりでアメリカと合同演習とかしてもいいんじゃないかなということが考えられます。

かつて関特演(関東軍特種演習)というのがありました。

1941年6月独ソ開戦に際し,翌月満州国境において関東軍が行った大演習
略称「関特演 (かんとくえん) 」。兵力70万,馬14万頭,飛行機600機の大規模な,演習を名目とした軍事行動。日ソ中立条約締結中の日本がドイツ軍と協同して対ソ戦を予想して準備したもの。

https://kotobank.jp/word/%E9%96%A2%E6%9D%B1%E8%BB%8D%E7%89%B9%E7%A8%AE%E6%BC%94%E7%BF%92-238108

こういうのをアメリカ軍と共同で行うとロシアにプレッシャーを与えるのは間違いない、歴史的にこういうこともやっているということで、色々な考え方はあるとは思いますけれど、日本としてはロシアが大混乱に陥ったその隙というのは、北方領土を日本のものに実行支配を戻す大チャンスでもあるわけです。
なかなか憲法改正とかもしていない状態なので、日本の自衛隊が現状警察になっていて軍隊になっていないというのはなかなか大変なところで色々と難しい問題はありますが、とにかく今のウクライナの状況というのは、なかなか注目に値するのではないかなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?