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ウクライナの越境攻撃からわかること

ウクライナがロシアに越境攻撃をして数日が経過しました。
これに関してのNHKの記事、そして有識者の意見などを紹介したいと思います。

今、倉敷市に帰ってきています。
今回もウクライナのロシアへの越境攻撃の記事と紹介となります。
NHKのニュースがこういう記事を出しています。
この記事を一部紹介させていただいた後に、有識者の武内和人さんの意見を紹介させてもらおうと思います。

ウクライナ軍は、ロシア国内への越境攻撃でおよそ1000平方キロメートルのロシアの領土を制圧したと主張し、現地では激しい攻防が続いているとみられます。

ウクライナと国境を接するロシア西部のクルスク州では今月6日以降、ウクライナ軍が越境攻撃を続けていて、シルスキー総司令官は12日、これまでにおよそ1000平方キロメートルのロシアの領土を制圧したと主張しています。

これは東京23区の面積の1.5倍余りにあたり、おととし2月にロシアの軍事侵攻が始まって以降最大規模の越境攻撃です。

これに対しロシア側は、クルスク州のスミルノフ知事代行がウクライナ軍が部隊を展開しているのは国境から12キロの地点、幅およそ40キロだとしたほか、ロイター通信は複数のロシア政府高官が制圧されたのはウクライナが主張する面積の半分以下だとしていると伝えています。

クルスク州では激しい攻防が続いているとみられ、ロシア国防省は13日、クルスク州でウクライナ軍の無人機12機を迎撃したと発表しました。

今回のウクライナ軍による越境攻撃について、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は「プーチン大統領とロシア軍の幹部は『ウクライナには戦いの主導権をとる能力がない』と誤って評価していた可能性が高い」と指摘し、ウクライナが奇襲作戦を成功させたとする分析を明らかにしました。

戦争研究所というのはISWということで、Twitter上でも記事が読むことができるわけです。
要は最後の戦争研究所の主張は、ロシアとしてはウクライナが主導権を取る能力がない、つまり越境攻撃はしてこないだろうと侮っていたという評価みたいです。
それで今回、ウクライナが奇襲攻撃に成功したという見立てです。


今回のNHKの記事を踏まえて、有識者の方のご意見を紹介させてもらおうと思います。
前回も紹介しましたけど、武内和人さんという方のご意見を紹介させてもらいます。

今回のウクライナの越境攻撃を観察していて、今回かなり戦況が変わったわけです。
今後ウクライナ軍が越境攻撃して、そこに陣地として留まるのかどうかわかりませんが、少なくとも現時点ではうまくいっているし、ロシアにとっては厄介な状態だということが想定されるわけです。
やはり自陣防衛のみというのは限界があるなと。
攻撃は最大の防御という言葉もありますので、今回のウクライナの攻撃というのは日本にとっても考えさせられることが多いんじゃないかなと思います。


もう一つ武内和人さんの意見を紹介させてもらいます。
今回のウクライナの越境攻撃というのは正当性があるのかということなんですけれども、ただこれに関してはロシアがウクライナの領土を攻めていますので、これに関しては正当性に関してはおそらく問題ないだろうという論調の意見になります。

今回のウクライナの越境攻撃、現状はそれなりにうまくいっているんじゃないかということで、ウクライナの司令官の方もかなりのやり手なんじゃないかと思われます。
もちろん戦況というのは刻一刻と変わりますし、ロシアは軍隊についてはウクライナにかなりやられているとは言ってもやはり大国でありますので、そこは一筋縄ではいかないんだろうとは思います。

今回はNHKの記事などを紹介させていただきました。
皆さんのご意見などお寄せいただければと思います。
繰り返しになりますが、やはり自陣防衛のみというのは限界があるということです。

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