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玉木雄一郎VS岸田総理

玉木雄一郎
国民民主党代表の玉木雄一郎です。
岸田総理、今、四面楚歌じゃないですか。
野党の協力が得られない。
公明党さんからもぐずぐずしていると言われたり、自民党の中からもついに総理の責任を問うような声が公然と出てきています。
国民の信頼も地に落ちている四面楚歌、八方塞がり。
なぜこういう事態に陥ったと思いますか?

岸田総理
四面楚歌だという御指摘でありますが、私自身は四面楚歌であるとは感じておりません。
今これだけ難しい課題が山積しているからこそ、この議論を行っているわけでありますが、それら難しい課題であるからこそ、結果を出さなければならない・判断をしなければならない、当然のことながら批判は出てまいります。
しかし批判が出る中にあってもやるべきことはやる、これが政治家の責任であると考えています。

玉木雄一郎
憲法改正にしても相当我々協力もしてきましたし結果が出ていません。
これは半分自民党のせいだと思います。
私は結果が出ないこと、そして四面楚歌になっていることの理由は、総理。
トップが責任を取らないからです。
私は是々非々なので応援できるところは応援したいと今も思っています。
ただトップが責任を取らずに小手先で誤魔化しても、ものは前に進みません。
今回の法案もザル法です。
このことが通ったからといって何かが変わるわけではありません。
政治に対する信頼を回復するために今一番やらなければいけないのは、総理。
総理が潔く職を辞してリーダーとしての責任をしっかり果たすことではないですか。

岸田総理
小手先の対応だという御指摘でありますが、現実の政治の中で一つ一つ結論を出していくこと、これは大事だと思っています。
法改正についても完璧だと皆から褒められる素晴らしい法案ができる、これは理想かもしれませんが、現実の中で法律をつくる大変難しい調整が求められる。
厳しいやりとりもありました。
その中にあっても結論を出していく、この勇気とそして決断がなければならないと信じて努力を続けてきました。
今先送りできない課題が山積する中で、経済も安全保障もエネルギーもこのあらゆる課題において結論を出していく、この強い覚悟を持って、これからもを臨んでいきたいと考えています。

玉木雄一郎
結論を出す資格を失っているんだと思うんです。
派閥の会計責任者が立件されても党内の処分さえ免れている。
多くの所属議員がこれだけの大量の法令違反を犯しても何の責任もとっていないし、逆にそういうことを見ているから、党や派閥の幹部が「これでいいんだ」と思って政倫審でも平気で嘘をつく。
そういうことがまさに起こっているんじゃないですか、総理。
私は賃上げとか株価とか評価できるのか評価できると思います。

ただやはり世界に冠たる日本を作っていくためには、世界に範たる日本である必要があります。
そのためには政治が規範を見せていかなければいけないと思います。
今日本政治にはこの規範が失われています。
日本政治に規範を取り戻すために総理に職を辞することを改めて求めてと思われます。

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