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はじめて自分の小説を外の世界に放したときのことを、今でも鮮明に覚えている。そのとき私は高…
今年がはじまってふた月が過ぎたらしい。ちょっと信じたくない現実だ。その間、いちどもnoteを…
例年より暖かいとはいえ、今年の冬は冬なりにさむくなった。朝、着替えるのがつらい。ヒーター…
きっかけは、ほんの気まぐれだった。 カラーネガフィルムがどんどん手に入りにくくなるなか、…
結婚してから、五ヶ月が過ぎた。ひとり暮らしをしていたアパートから持ち込んだモンステラが、…
三原色、居場所 2023/06/24 夫が洗濯物を干すのを手伝ってくれなかった。食卓にお昼のそうめ…
2023/6/9 AM0:55 映画「街の上で」を見た。演劇のような長回しのカットもぽつりぽつりと落とされていく台詞も、その背景にたたずむ下北沢の少しざらっとした色彩も、あまりに良くて、(あまりに良すぎたので、これはこれでまたいつかちゃんと感想を残したい)フィルムにまんべんなくおさめられた文学的な空白が、私の中に眠ることばたちを否応なく刺激した。 最近、立て続けに映画を見たり本を読んだりしている。あと音楽も。おなかがすいているな、という実感があることはうれしい。今の自分に
2023/5/30 AM2:00 沖縄はもう夜でも暑い。夕飯にお酒を飲んだのにいくら目を閉じても眠れなく…
祖母のつくるカレーを、一度も食べたことがない。 わたしがまだ小さな頃に、祖母は祖父を…
韓国の人のブイログを見るのが好きだ。 たんにわたしが韓国オタクだからというのもある。で…
3月に、恋人ができた。 それからひと月と1日後に、私の誕生日があった。歳をとることが、…
今更かもしれないけど、最近ふと考えることがあった。「丁寧な暮らし」という言葉。これをま…
年が明けて、いつのまにか二週間が過ぎていた。2022、という字面を見てビビる。何にビビるの…
ほろよいの、ほろ、ってなんだろうと、ふと気になって、考えてみる。わからないけど、ほろ、と口に出してみたらなんだか、少しわかるようなわからないような。ほどけるような。体の中心が。ほどける、ほろける、ほろほろ、ほんのり、上気したようにも感じる頬はもしかしたら、たちのぼる芳香な湯気に、包まれたせいかもしれないな。 ところで、わたしが万一、ほろよっていたとして、文学とは、なんだろう?これはショーセツではありません。残念ながら、わたしのつまらないノンフィクション。文学がショーセツ