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負けてらんない!

前回noteを書いたのは、去年の11月末。

冬やら雪やらの文句をグダグダ書いていた割には、今季は稀に見る暖冬で、本格的な雪かきも4回くらいしかしなかった。

そして春…。状況は世界を巻き込んで、変わった。

口に出すのも忌まわしいウィルスの禍いで、今 日本中がその機能を変えざるを得なくなった。

私もバイトも本業も休業中。ちまちまと仕事関連の本を読んだり、これからの計画を立て直したりしながら、家の中にいる。

確かに秋田は、まだそれほどまで感染が広がっているわけではないけれど、どこかに出掛けた誰かさんがウィルスに触っていて、知らずに私も触っていたら怖いし、それをまた他の人に感染す恐れがあることも怖い。

スーパーで手に取ったもの、コンビニの引き戸、財布から出し入れするお金…、考えたらきりがない。もちろんうがい、手洗いの頻度はめちゃ増えたけど。

今の1番心に留めておきたいのは、自分が感染する させるのは、病気の苦しさ以上に、医療関係者に迷惑をかけたくないということ。だからウィルスにやられないようにしなくては、と思う。

増してやこの田舎。

先日、秋田県知事のお殿様(笑)が「秋田は出歩かないようにと言っても、そもそも郡部に人が歩いていない」と言い切って、話題になったように、いやだからこそ!めちゃ過疎のこの場所では、罹ったら本当に町全体が死ぬと思わなければならない。万全に万全を期していることが、今は最上の策なのだ。


それにしても、観光で保っているこの街で、また住んでいる人の大半が何らかの形で観光業に携わっていて、この本来ならば書入れ時の期間の余儀なくされる自粛に、相当の損害を被っている。私も今年から予定していた春の桜トレッキングはもちろん、このままだと通常ツアーの乳頭温泉郷、抱返り渓谷トレッキングも目処が立たない。

自粛は必須だけれど、餓死も有りかも、と思うとゾッとする。

考えなければいけないのは、生き残ること、そして次を考えること。それだけだ。

ぼーっとしてはいられない。状況は刻一刻と変わる。

医療関係者や毎日の暮らしに必要な物資を提供してくださる方々に負けないように、私も私がやれることをやろう。

ともすれば思考停止してしまいそうな毎日に陥らないように。

それが私の、今の闘いだ。

負けちゃいけない闘いなんだ。


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