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爪が乾くあいだに少しだけ

爪が乾くあいだだけとか、最寄りの駅から家までの時間だけとか、お風呂が沸くまでの時間だけとか、そういう目的と目的のあいだに挟まった時間が昔から好きだ。今もそのあいだにポチポチと文字を打って、頭のなかにある言葉を見える形にしていっている。

8月に進んだ。5月あたりから今日までの時間に途切れがなく、ひとつの塊のような時間を過ごしている。日記を書こうとすると行動ではなくて、その日に考えたことにどうもなりがちで、それはそれで居心地が悪いような気もして、なかなか書ききれないでいた。

最近、久しぶりに映画を観た。2本。「ブラッド・レッド・スカイ」と「マイ・インターン」。ちょっと前までは映画観るのも好きだったのにな……と思いつつ、映画を観なくても普通に過ごせていたので、わたしにとって映画はなんだったのだろうかと少し落ち込んだ。ただ、久しぶりに観る映画はすごく楽しくて、それなりに映画が好きなのは間違いなかった。

多分、映画は余裕がないと観られない。それにアニメやドラマと違って、一時停止しながら観ると内容がわからなくなるので、まとまった時間がとれないといけない。2回にわけて観るのはアリだと思うけれど、それ以上わけて観るのはどうなんだろう。通しで観るより面白さの受け取り方が変わる気がする。だから自分には読書の方が合っている。もちろん本も一気に読めてしまった方が、よいはよい。

夏になったので、そろそろ夏の読書も始めたい。せっかくなので重めだったり長めだったりする本を読もう。みんな良き夏を。

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