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No.580 ASDの筆者が失敗から学ぶ7つの習慣(公的成功)【エッセイ】

筆者は先日、障害を持つ方の集まりで、少々「やらかし」ました。

筆者は、学校を卒業して以来、「対等な形での集団参加」の経験に乏しかったからです。「勤務先での集団参加」の経験はそれなりにあります。しかし、「対等な形での集団参加」と「勤務先での集団参加」とでは違います。

前者の集団参加については、筆者にはノウハウがほとんどないのです。後者の集団参加よりも、対人関係の実力が試される場面です。

ここでようやく、筆者にも「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」の公的成功(第4~第6の習慣)の意味がより深くわかるようになると思います。

「勤務先での集団参加」では、普通の障害者雇用ならば、公的成功ができていなくても、数年間ならばだましだまし勤務できてしまいます(ただし、大した成果を上げることはできないのは言うまでもありません)。

冒頭の「やらかし」は、いい失敗体験になりました。これをきっかけに、自閉症スペクトラム(ASD)の筆者も、公的成功の世界へ深く分け入ったのです。

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