見出し画像

生きがいについて

平凡大学生の分際でこんな大それたタイトルをつけてしまったことを最初に謝っておきます。すみません。

しかし、最近21歳の若造なりに「自分の生きがいとは何か」という問いに対してそれなりの答えのようなものが出てきたので記そうと思いました。

突然ですが、わたしには2歳の弟がいます。そしてその子は発達が他の同い年の子供さんより遅れており、いわゆる「グレーゾーン」と呼ばれる状態の子です。

グレーゾーンと言っても、いろいろなところで手のかかる子で、母親と父親だけでは育児が回らないため、わたしも1日のほとんどの時間を家事や育児のサポートに費やしてきました。

当然、遊びたいお年頃でもあるので、他の友達と自分の状況を比べては葛藤を抱く日々を送っていました。

しかし、ある日母に「杏珠(わたしの名前です)がいなかったらこの子を育てれなかった。この子の命を守ってるんだよ。」と言われました。

その時、わたしがいることで誰かの命が守られているという衝撃に驚くと同時に、目の前の小さな存在がとてもとても愛おしく思えてきました。

その時、「わたしにとっての生きがいはこの子が元気に生きていくことなんだな」と思いました。

そして自分なりに、「生きがいって現世への未練」なんだな。」と思いました。わたしは弟がいるから、今は絶対に死ぬわけにはいかない。

そんな大切なことに気づかせてくれた、小さな小さな存在に感謝です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?