アン爺の戯言

 第19弾目です。ぼちぼち、外出規制も緩和され経済活動も石橋を叩いて渡る如く慎重に緩和されてきました。まだまだ安全・安心とは言えません。マスクとディスタンスと手洗いうがいを忘れずに行動しましょう。

アン爺の戯言シリーズ その91            20.6.15コロナ+熱中症対策・・・マスクを着けても冷涼感のあるグッズ
 何という暑さでしょうか!昨日までは梅雨空が広がり、曇りや雨の日が続き、涼しさを感じていたのですが、今日は反吐が出そうな暑さです。まだ、日本の梅雨の蒸し暑さに慣れていない身体のために、アップダウンの激しい気温にはついて行かれません。
 巷では、コロナ感染防止のためにマスクをかけている人々がほとんどですが、こうも暑くてはマスクをすることで熱中症になってしまいかねません。一体どうすればいいのでしょうか?

 孫が朝来ました。保育園に行きたくない時は我が家に来てしまいます。その孫が首に掛けていたのが携帯用の扇風機でした。首に掛けてヘッドホーンのような形をしていて両サイドから2つのファン回り、顔を涼しくするようです。ここ数年前から見かけてきた携帯用ファンも進化しているようです。前は手で持って顔に風を当てる形でしたが、孫の物は手ぶらで風を送ることができるようです。

 他の熱中症対策としては、ある小学校での実践ですが、晴雨兼用の傘をさして登校していました。傘を広げた長さがソーシャルディスタンスを保つのに持って来いの長さだそうです。小学生は集団登校をする子が多くいます。その時に近づき過ぎないためにはぴったりです。
通勤客の大人にとっても、傘があれば距離を保てます。特に男性用の日傘があるといいし、その傘に扇風機がついていれば最高でしょう。

アン爺の戯言シリーズ その92            20.6.16パッションフルーツ・・・感動です!2年越しに実がなった!
 昨年、妻がグリーンカーテンとして貰った「パッションフルーツ」が今年になって花を咲かせ、実も付けました。丸2年の嬉しい話です。
 実は、我が家のグリーンカーテンとして長年植えていたのはゴーヤと瓢箪でした。毎年、たくさんなってしまい、いささか持て余していました。ある年、たまたま花屋さんで見つけたパッションフルーツの苗を買ってきて、これもグリーンカーテンになるというので植えました。確かにその年は葉を茂らせ日除けにはなりましたが、実がなることはありませんでした。冬の寒さに弱いというので、短く切って温かい家の中で育てたのですが、干からびて枯らしてしまいました。

 がっかりしているところに、妻が友人から貰ってきた年は、ただ蔓が伸びて葉っぱを茂らせてはくれたものの、一向に花らしきものは見ることができず、もはや視界の外にある存在でした。「まただめか」と思いながらそのまま外にほったらかしにしていました。でも、今年の冬は至って暖かったようで、春になったら蔓を伸ばし始め葉も茂るようになったのです。そして、昨日、窓越しに丸いものを発見したのです。
 「ひょっとして、今年は実がなるかも」と内心では思っていました。それが、今年は何と花を咲かせ実もなりました。花弁は白で内側が紫色です。南方特有な幻想的な花です。そして、今のところ実が5つあります。丸いコロッとした実です。熟して食べたらどんな味でしょうね。

 そこで、ウィキペデュアで調べてみました。この実は、「アメリカ大陸の亜熱帯地域を原産とするトケイソウ科の果物で、亜熱帯地方の暖かな土地で生育しています。」それが温帯地方にあたる我が家で、冬を越して見事に実を生らしたということは、地球温暖化が原因しているのかもしれません(確かに今冬は温暖な日が多くありました)。
 果実の中身は、「コロイド状の果肉で、やや固めの小さな種子が含まれている。可食部は果実の大きさからするとさほど多くはないが、芳醇な香りと鮮烈な酸味がある。甘味に比べて酸味が勝る酸っぱい果物であるが、追熟(皮の表面が皺になる程度)すると甘味が増す。」
 「世界の生産量の9割ほどが加工品として利用されており、生の場合は、果汁を水で割り砂糖を加えて飲んだり、ヨーグルトやアイスクリームに入れたり、果実をカットし果肉をスプーンですくって種ごと食べたり」できるそうです。酸味は、暑い夏にはピッタリな果物のようです。

アン爺の戯言シリーズ その93            20.6.17梅騒動・・・せっかくの梅を無駄なく保存するには
 「梅雨」とは梅の字を当てます。梅が取れる時期は梅雨時です。一昨日に、大学時代の友人に新じゃがを送ったところ、早速のように愛知県で取れた南高梅を段ボールいっぱいお返しに送ってくれました。しかも同時に、近所の妻の友人宅で取れた南高梅も、わざわざ届けてくれました。部屋中、梅の甘い香りで充満していました。
 我が家は一瞬にして梅、梅、梅で一杯になりました。さて、たくさん集まった梅をどうしたらいいものか考えました。まずは、いつも畑の共同作業者のSさんは毎年梅酒作りをしていましたから、梅の引き取りを頼みました。「1.2kgでいい」と言われてしまい、まだまだたっぷりと残っています。次は、次男嫁さんにお願いして2kgはけました。
 まだまだ梅は残っています。「もう残りは自分でやらなければならない」と覚悟して、梅の保存方法を読んでは「梅酒」にしようか「梅ジャム」にしようか「梅干し」にしようかと迷いました。作るためには器が必要です。そこで、家探しすると5年前ぐらいに作った「クコ酒」の瓶を思い出しました。
 クコの実を出してクコ酒を他の瓶に移し返して、その瓶には梅酒を作り、チャック付きのビニール袋を使って、梅干し作りにチャレンジしようと思っています。袋に梅を入れて塩を入れて、重しをしておけば梅干しになるという簡単レシピを読んでチャレンジします。

アン爺の戯言シリーズ その94            20.6.18続・梅騒動・・・レシピ通りに巧くいったら拍手喝采
 朝、起きると部屋中が甘酸っぱい梅の香りで充満していました。
 同封されていたJA紀南が出している「UMEレシピ」を見ながら梅の保存加工にチャレンジしました。梅の成熟度によって加工の仕方が違うようです。梅干しに向いているのは、青みが薄くなり黄色っぽくなっている梅が良いそうです。梅ジャムにするのも完熟している軟らかめの黄色い梅を使います。その反対に青みがある梅は、梅酒や梅サワーに適しているようです。
 まずは、これまでクコの実を漬けていた瓶の中身を出して、よく洗ってから焼酎で殺菌消毒をします。ペットボトルでやれればいいのにと思ったのですが、口元が狭くて梅が入らないのに気づきました。手軽にアルコール漬けできるものが有るといいのに。
 いよいよ瓶の中に梅をいれます。梅を良く洗ってから4時間ぐらい水切りをして水分をなくした梅を瓶の中に入れては氷砂糖と黒糖を入れて、梅酒用の焼酎(35度)を注ぎ込んで密封すれば完成です。焼酎だけでなく、試しにブランディーやらリキュ―ル類のお酒で漬けてみました。
 次は、梅干し作りです。甕などないので、チャック付きのビニール袋に洗って水切りをした梅を入れ、それと一緒に塩も入れました。梅と塩とがよく混じるように手でもんでから、二重に袋をして、重しをしました。厚手の本を載せ、その上から鉄アレーを置きました。1月経てば完成です。
 

 私が子供の頃のことですが、庭にたくさんの梅の木がありました。梅が生るころになると子供も動員されて梅拾いをさせられました。長い竹竿を使って、梅が生っている枝を叩くとぼろぼろと梅が地面に落ちてきます。それを拾い集めるのが子供の仕事でした。あっという間にバケツが一杯になってしまったことを覚えています。
 その拾い集められた梅を母は水洗いして塩と梅を交互に入れながら漬けていきます。そして、梅の上に落し蓋をして大きな漬物石を載せては物置にしまい込んでいました。夏の暑い盛りになって、樽から梅を取り出しては簾の上に広げては数回干していました。表面には白い塩が浮き出し固くしまった梅干しになりました。時々、干してある梅を盗み食いして、しょっぱい思いをしたことがあります。
 

 こうした塩漬けによる食品の保存法は、一番ポピュラーなものです。「塩蔵」という方法で、食品に食塩を添加する方法です。食品を塩度の高い状態に置くと浸透圧によって脱水が起こり、細菌の増殖を阻止します。梅干しに限らず、魚介類も塩漬けにして保存します。塩鮭はよく食べられています。
 食品を保存しておく方法は、冷蔵・冷凍の技術が発達していない時代からの生活の知恵です。他にどんな方法があるか調べてみると、「砂糖漬け(ジャム、砂糖菓子等)、酢漬け(ラッキョウ)、醤油漬け(いくら)、味噌漬け、瓶詰・缶詰、塩乾(鯵の干物)、燻煙、細菌・酵母・カビなどの利用(納豆、酒、味噌、醤油、チーズなど)」。こうした保存食品は世界中で行われてきました。そして、この保存食品を使った郷土料理は、食文化をより広め、人々に味を楽しむことを提供しています。
 果たして、私の保存食品はうまく仕上がるでしょうか。楽しみです。

アン爺の戯言シリーズ その95            20.6.19開店祝い・・・コロナ禍だからこそコミュニティーを
 今日は、残念ながらゴルフは雨のため中止となりました。この歳になって、わざわざ雨の中でプレーすることはないでしょう。若い頃は、雨でももしやゴルフ場は晴れているかもしれないと、また以前はキャンセル料なるものを取られたためにゴルフ場に行ったものでした。
 ゴルフが中止となってしまい、畑にも行けずにずっと暇を持て余していました。時間が過ぎるのが遅く感じられて仕方がありませんでした。今日は夕方には、友人のお店が開店します。コロナ騒動の中での開店です。お客さんは来るのでしょうか。私も開店祝いに行くつもりですが、そんなに広くないスポーツ・バーですから混雑し始めたらすぐに帰るつもりで行きました。妻からは、「そんなところに行って大丈夫なの。まだコロナが収まっていないというのに」と厳しくとがめられました。

 しかし、強行して行きました。お祝いの飾りをお店のどこかに飾ってもらうには早めに行ってお客さんが来ないうちにと考えたのです。開店前に到着し、ちょうどいい場所がありました。店の中央に柱があり、斜めのカウンターに沿って入ってくると左手の目につきやすいところが空いていました。この熊手でたくさん客を集めて、繁盛すること間違いないでしょう。お陰で、プロ野球もきょう開幕し、ひいきのジャイアンツが宿敵タイガースに勝ちました。幸先よく「三タテ」が成立するかもしれません。 

 


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