アン爺の戯言

第12弾の発信です。この戯言も庵に閉じこもりがちな私を文筆活動に気持ちを向けさせてくれたお陰で続いているのです。コロナ様様です。

アン爺の戯言シリーズ その56            ‘20.5.14
 海の色・・・不思議感は脳を活性化させる!
 “なんでだろう~、なんでだろう~、だって、なんでだろう~?”と歌うコントグループがあります。一度不思議に思うと、とことん考えてみたくなってしまいます。ですから、これから書く内容はまさに私の戯言です。
 伊豆には、何十回となく別荘のメンテナンスのために出かけています。車で小田原を過ぎると、左側の車窓には相模湾の海が広がります。その海の色が行く日によって違う色に見えるのです。海の水は特別に塩分濃度が濃いとかの条件がなければ透明なはずですが、一体どうして色の違いが起こるのでしょうか。
 往路は、まだ朝が早かったこともあって、晴れてはいましたが、それ程強い光ではありませんでした。海の色は普通の青い色に見えました。それが復路では相模湾全体が遠くの方まで緑色をしていたのです。往路と同様によく晴れていました。ただ違うのは、お昼ごろで気温も25℃近くあったことです。暖められて海水温が上昇したことが原因でしょうか。
 人間の目は、太陽からの光線が物にあたって反射した光を見て色を識別しています。波長の長い赤い色は海の水に吸収されて人間の目には届いてきません。そのため、波長の短い光が青い色となって目に届くのです。それが、今回のように緑色に見えたのはどうしてでしょうか?
 おそらく、海の水温の違いによって青色よりも波長の長い緑色が反射光として見えたのではないでしょうか。それとも海水温の上昇によってプランクトンが水面近くに多く発生したためでしょうか。それとも、他に何か、、、

アン爺の戯言シリーズ その57           ‘20.5.15 地産地消・・・思わぬご馳走に胃袋もビックリ!
 岐阜に住んでいた今は亡き弟の家から、思いもかけない贈り物が届けられました。なんと「飛騨牛」です。ずっと前に飛騨高山を旅した時に、「せっかくここまで来たのだから飛騨牛を食べよう」ということで一度だけ口に入れたことがありました。口に入れただけでとろけるような軟らかさでした。
 食べた瞬間、その時の思い出がよみがえりました。コロナのために観光地は訪れるお客さんもなく、高級旅館に卸していた和牛が売れないために冷凍庫には肉が余っているそうです。そんな生産者を助けるために、岐阜に住む弟の嫁さんが買い求めて贈ってくれたのでしょう。
 宣言が解かれた宮崎県では、学校が再開されたそうで、ここのブランド牛である宮崎牛を使った給食メニュー「ビーフストロガノフ」が子供たちに振舞われたそうです。めったに食べることができない高級牛肉を給食に使うことで、地元の生産者を助けるためやコロナで学校に行けなかった子供たちを元気にするためだそうです。
 本来なら給食に使われる食材が休校中のために使えず、生産者は悲鳴を上げています。よく使われる小松菜が捨てられたり安く売ったりしているニュースもありました。国も生産者を助けるために補助金を出すようなので、給食は地産地消の美味しい産物をふんだんに使ったメニューで食べられそうです。子供は宝物です。元気に育ってくれないと困ります。

アン爺の戯言シリーズ その58            ‘20.5.16週末には雨を・・・コロナの勢いを止めるには雨がいい
 天気予報通りに朝から雨が降り続いています。週末になると雨が降っているような気がします。外出自粛が緩和されつつある現在、天気が良ければストレス解消とばかりに出かけるところを雨降りが防波堤になり人の動きを抑えてくれるでしょう。
「週末には雨ふりを!」
と雨乞いをしたくなります。
 丹沢山塊の一番手前にそびえる「大山」のことを「雨降り山」と言われています。ここの神社は「阿夫利神社」と言いますが、「雨降り」が訛ってできた名前だそうです。雨乞いの神社です。昔から、この山に雲がかかって山が見えなくなると、大体雨になると言い伝えられています。
 外に出られませんから、畑に行くこともできずに家でパソコンに耽っています。これまでの「アン爺の戯言」をnoteに清書して発信作業をしたり、これまでのメールを読んでは消去したりの作業をしています。この日記風随筆は、印刷の都合上B5版1枚にまとまるように書いていましたが、公開するとなると加筆修正を加えないと舌足らずの文章になっていたようです。
 書いた時は、その時の勢いみたいなものがあり、結構へんてこりんな文章になっていました。それを暫くしてから冷静に読み返すと修正したいところが多く見つかります。やっぱり校正作業は必要です。一般の方に読まれて耐えられる文にしていきたいです。

アン爺の戯言シリーズ その59            ‘20.5.17サツマイモ5・・・実りの秋を楽しみに汗を流す
 昨日お湿りがあり、しっとりと濡れた畑に今日はサツマイモの苗を植えつけました。サツマイモは肥料を入れなくても育つ優れものです。昨年、浸水した畑を避けてより高台の畑に今年は植え付けることにしました。そのために、知人にトラクターで開墾してもらった畑です。
 今頃植えて収穫は10月ごろと長期にわたって成長を見守らなければなりませんが、植えてしまえば追肥も要らずに時々除草するくらいで済みます。ただ、私の畑は原っぱのような所ですから、カラスが悪戯をするのです。せっかく植えた苗を何と間違えたのでしょうか、嘴で引き抜いてしまうのです。それをさせまいと周囲に鳥獣除けのネットを張り巡らせました。
 植えた種類は、人気一番の「シルクスイーツ」と関東では売れ筋№1の「紅あずま」です。前者は、最近開発されたサツマイモで、甘さといい、ほくほく感が抜群の芋です。紅あずまの倍の値段がします。でも人気で、JAの販売所ではすぐに売れてしまいます。紅あずまも人気がある芋です。どちらかというとほくほく感のする芋が好きで、焼き芋にするとピッタリの味です。
 サツマイモは全国で作られ、ご当地ならではの芋が改良を重ねてブランド化されて売られているようです。実りの秋まで楽しみです。

アン爺の戯言シリーズ その60           ‘20.5.18 日本的方式・・・民主主義の根本を大切にしながら
 1月23日に日本での新型コロナウイルス感染情報が流されました。あれから約4か月が過ぎました。まだ油断は禁物ですが、少しずつ明るい兆しが見えてきたようです。新規に感染する人が一桁台になってきましたし、今のところ感染拡大は抑え込まれているような気がします。
 外出自粛が解かれた地方では、多くの人が観光地や行楽地に出かけたようですし、居酒屋やレストランなども営業を始めてきました。瀕死の状態だった経済活動が徐々に元に戻ろうとしています。でも、韓国の事例があったように、ここで気を緩めると第2波第3波のコロナ感染が再び起こるかもしれません。できるだけ人との接触は避けたいところです。
 これだけ世界中の人を恐怖の底に陥れたコロナ騒動は、これからの生活の在り方を考えなくてはならないでしょう。幸いにも、日本人は学校教育のおかげで公衆衛生に対しての備えが身についています。明治時代になって近代的な学校教育が始められ、それまでの衛生習慣を改めさせ、手洗いやうがいの励行を奨励したのです。それと、自然環境の大きな変動があっても、島国ゆえに逃げ出すこともできずにいる日本人の我慢強さや忍耐力や協調性といった能力によって感染拡大を抑えることができてきました。
 強制力ではなく自粛という個々人にお願いする形で抑えられたことは世界に誇れることではないでしょうか。グローバル化が進む中で「日本的方式」が広まることを期待しています。

 

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?