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晴れときどきマサラ #3 こころのソーシャル・ディスタンス

こんばんは。楽しいインド案内人アンジャリです✨

2021年は毎週月曜日にブログの更新をしていきます。今日は第3回。前回の『晴れときどきマサラ #2 情熱とジュヌーン』はこちらから。

Clubhouseとアマチュア無線

音声SNSのClubhouse、盛り上がっていますね!

招待制ということでツイッターで『誰からも招待してもらえない』とボヤいていたら、これまで『マダム・イン・デリー(2018)』『マダム・イン・ジャイプル(2019)』とマダムツアーでお世話になってきた株式会社エイチアイティのEさんからご招待いただくことができました。深謝! 

Eさんとはマダム旅シリーズのことなどを話す配信を行う予定です😊ツイッターで告知するので皆さまどうぞお聞きくださいね。

さて新しもの好きのわたくし、さっそくあちこちの配信を聴いてみます。ふむふむ、誰でも"ROOM"と呼ばれる場を設けて好きに話すことができ、なおかつ誰かを誘っておしゃべりしたり、それを誰でも聞くことができるのですね。

カフェで友だちと話し込んでいたら、窓の外を通りかかって私たちを見つけた別の友だちがやってきて、かつ、隣の席でたまたまこちらの会話を聴いていた人も一緒になっておしゃべりといった感じ。

世界的に「新規の出会い」がなにかしらの影響を受けているこの状況下にあって、固定しがちな既存の繋がりの外に意外な組み合わせを生むことができる。実際のところClubhouseがなかったらきっと繋がらなかったであろう人と繋がることもできて、とてもわくわくしています。

この感じどこかで味わったことがあるなぁと考えていたら、あれです、アマチュア無線!

小学校5年生のとき、学校のクラブ活動で無線クラブに入り(渋い……)、当時『アマチュア無線電話級』と呼ばれていた資格を取得したことがありまして。

学校から無線機材を借りて持ち帰ることもできて、ある夜、ひとりで挑戦してみたのです。

『CQお願いします、こちらJ*1***』と呼びかけコードを発信すると、傍受している世界中の人がそれをキャッチして応答してくれるのです。クラブでみんなでやったことはあってもひとりでは初めてのこと。とてもドキドキしました。

そのときはなんとすぐ応答が! どこかの海上で船に乗っている大人の方からでした。無線には独特の無線用語があって、同じ日本語ではあっても緊張している小学生にはちんぷんかんぷん。

焦ってしどろもどろしていたら、その模様を自宅でたまたま傍受していた無線クラブの上級生が交信に参加、うまく応答を仲介してくれたのでした。名前も顔も忘れてしまったけれど、「先輩、かっこいい……」と思ったものです(笑)

普通の小学生が船乗りさんと交信することなんてありませんからね。とても興奮しましたし、のちにインターネットが登場したときにもこのときの興奮を思い出しました。

未知との遭遇はいつの時代もわくわくするものですね。

こころのソーシャル・ディスタンス

先日、友人の「心のソーシャル・ディスタンスを保つことができる相手は貴重なのかもよ」という言葉がとても印象に残りました。

なにかとのめり込みがちな私は、いい大人になったいまも、人やものごとから適度な距離を保つことがとても難しく感じることがあります。「好き!」となったら大好きですし、その「好き!」はどんどん加速していく。だからこそ成し得ることももちろんあれど、身はひとつ。

あちこちで全力を出しすぎてぶっ倒れることも、相手がある場合は恐れをなして後退されてしまうことも、ままあります。

熱量が高いのも、勢いがいいのも、馬力を上げて走るのも、「ゼロからイチを生み出す」ためにはとても大事なことではあれど、それよりも大事なのは、走り続けることなのかなと最近は思っています。

取りこぼしていること、やり残していること、仕事でもプライベートでも、たくさん。丁寧にやり続けるには、一歩引いて考えたほうがいいこともあるのですよね。

さてどうしたら一歩引けるのだろう? と思案中です。

きちんとお知らせできるものはまだないのですが、このところ複数の企画が同時進行していて、マルチタスクが苦手な私は常に脳みそがパンクしそうになっています。なにかに集中するとほかのスイッチが切れてしまって、申し込んでから1か月も待った粗大ゴミを出し忘れたり、オーブンのなかにローストビーフを一晩入れっぱなしで忘れてしまったりしています(笑)。

だいたい夜は寝る直前まであれこれ動くか考えるかして、電池切れでバタッと倒れるように眠ることが多いので、この眠る前の時間にほんのちょっとでも頭を緩めてホワンとする時間を作ろうかなと思っています。

緩急、大事ですね。皆さまもどうぞご自愛ください。ではまた来週!


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