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「コミュニティマネージャー」がコミュニティの価値を高める方法。

こんにちは。ゆりえもんです。

先日、こちらの記事で「コミュニティマネージャー」の役割について、最近私が思っていることを書きました。

今日は、この内容をさらに深堀りして、「コミュニティマネージャー」がコミュニティの価値を高める方法について書いていきます。


オーナーにとって居心地のよい空間とは?

前回の記事で、コミュニティはオーナーにとって居心地のよい空間であるべきだと述べました。

では、オーナーにとって居心地のよい空間とはどのようなものでしょうか?

・呼びかけたらすぐリアクションがある
・アイデアを実現してくれる人がいる
・マインドが浸透している
・オーナーとメンバーの相互にメリットがある

このような空間は、オーナーにとって居心地がいいのではないでしょうか。

そして、これらが満たされているコミュニティならば、オーナーが手をかけなくても自走することができるはずです。


コミュニティマネージャーが「裏方」ではなく「代表選手」なワケ

私の個人的な定義では、コミュニティマネージャーは「裏方」ではなく「代表選手」であるべきだと考えています。

なぜかというと、オーナーがなにか言葉を投げかけたとき、コミュニティマネージャーがまず一番にリアクションして行動に移すことで、他のメンバーにお手本を示すことができるからです。

コミュニティの中では、「どうやって行動したらいいのかわからない」「自分がでしゃばっていいものか」と迷ったり、不安に思っている人がたくさんいます。

それを放置しておくと、まったく動きのない、さみしいコミュニティになってしまう。それだとオーナーは悲しいですよね。

そんなときに、コミュニティマネージャーが誰よりも早く行動することで、「なるほど、そうやって動けばいいのか!」と他のメンバーが後に続いて行動しやすくなるのです。


潤滑油・ハブ役になるには

私が過去にコミュニティマネージャーの役割として意識してやっていたことは、「オーナーとメンバーをつなぐ存在になる」ことです。

たとえば、コミュニティ内でオンライン飲み会をやるとき、私は全員がオーナーと1回は必ず会話できるように司会進行をしていました。

といっても、いきなり「じゃあ○○さん質問どうぞ!」と話題をふっても、ふられた方は困ってしまいます。

ではどうするのかというと、私の場合は、コミュニティのメンバー全員の活動をTwitterなどでチェックして、最近の動向やちょっとした変化を把握するようにしていました。

そうすることで、

「○○さんは、最近こんなことにチャレンジしてるんですよね?」
「やってみてどうでしたか?」
「なにか課題は見つかりましたか?」
「オーナーに相談したいことはありますか?」

と、自然な流れでオーナーとメンバーの会話のきっかけをつくることができます。

日ごろから話題のネタを拾っておくようにすると、ここぞというときにオーナーとメンバーをつなぐ潤滑油・ハブ役になることができるのでオススメです。


テクニックに走らない

コミュニティを運営していると「メンバーの参加率を上げるためにはどうしたらいいだろう?」など、いろんな課題に出会います。

そして、課題を解決するために

「コミュニティを盛り上げるには朝活が効果的だ!」
「交流するならオンライン飲み会だ!」
「活動報告を書かせよう!」

このような、企画をメインとしたテクニックに走ることが多いです。

もちろん、何もやらないよりはやった方がいいですが、「これはこのコミュニティに本当に必要なのか?」というのは、常に見直すようにした方がいいと思います。

なぜなら、企画をやることが目的となってしまい、本来、その空間に求められているものは何か?という視点が欠けてしまうからです。

それぞれのコミュニティで、求められるものは変わってきます。

他コミュニティでの成功事例をマネするのはひとつの選択肢としてアリですが、「これをやったらうまくいく」という固定概念にとらわれず、その場の空気を読みとることの方が大事だと私は考えます。


コミュニティの価値を高める方法

ここまで、コミュニティマネージャーの動きに関する、さまざまなポイントについて述べてきました。

コミュニティマネージャーがコミュニティの価値を高めるには、「誰よりもそのコミュニティを愛している」と言えるくらい、自分がそのコミュニティを楽しみ尽くすことが一番だと思います。

自分が楽しんでいないモノの魅力を人に伝えるのは難しいからです。

逆に、自分が楽しんでいれば、何をすればいいのか?がおのずと見えてくるようになります。

コミュニティ運営やコミュニティマネージャーとしての動き方に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。


読んでいただき、ありがとうございました!


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