運動オンチがダイエットをがんばった話。
こんにちは。ゆりえもんです。
今回は、お仕事の話ではないのですが、ここ数か月がんばったことがあったので書き記しておきます。
衝撃的な出来事
あれは、今年の3月。
ワーケーションで宿泊したビジネスホテルに入っていた温泉施設の脱衣所にあった体重計に、何気なく乗ってみたときのこと。
それまで数年間、自分が太り続けていることから目を背け、自宅にある体重計にすら乗っていなかったのですが、ふと軽い気持ちで温泉施設内の体重計に乗ってしまったところ、衝撃を受けたのです。
人生で最高体重、そして明らかに「女子」とは言えない数値を叩き出しておりました。
しかも、ちょうどその衝撃的な出来事があった直後に「7月にリアルセミナーで登壇する」というイベントが決定し、これはマズイ、と。
このだらしない全身のありとあらゆる肉を、いろんな角度から大人数の人に見られてしまうことになる…!
と焦った私は、ソッコーで「パーソナルジム 静岡」とネットで検索をし始めたのでした。
なぜパーソナルなのか?
自分のペースで自由に通える月額会費制のジムではなく、なぜ最初からパーソナルに決めていたのか?というと、自分の意志の弱さをよくよく知っていたからです。
私の場合、絶っっ対に「今は仕事が忙しいから」だの「今日は疲れているから」だの、なんだかんだ理由をつけてジムに通わず、無駄に会費だけが出ていくことがわかりきっていました。
自分のことを心の底から本当に信用していない。しかも、それが苦手な運動となれば、なおさらです。
なので、最初から「マンツーマンでトレーナーさんが付いてくれて、通う日時も予約制でがっつり押さえられる」パーソナル一択でジムを探しました。
そこからすぐに、立地・設備などを調べて通いやすそうな条件のジムを見つけ、即刻ポチッとカウンセリング&体験予約。
カウンセリングのその場で「はい、もう私は通うと決めています」と週2回×3か月で35万円のコースを秒で契約しました。
あの、到底女子とは思えない体重計の数値を見てから、背に腹は変えられない状況になっていたのです。
私の運動オンチレベル
秒でパーソナルトレーニングを申し込んだ私ですが、ちなみに、運動経験はゼロです。
学生時代はずーーーっと文化部、スポーツ経験無し。
小学校のスポーツテストでは、学年最下位という成績でした。
中学校の運動会では、大縄跳びの最中に足が上がらなさすぎて縄に引っかり、そのままぶっ倒れ、競技中にグラウンドから途中退場して1人ぽつんと観客席で恥ずかしい想いをしながら見学するハメになったくらいです。
もっと言うと、持久走では、ぜんそく持ちの子に1周抜かしされていました。
ぜんそく持ちの子に1周抜かし。
なんというパワーワードでしょう。いかに私の肺活量がないか&足が遅いかがおわかりいただけたかと思います。当時は「これ、歩いた方が早いんじゃね?」って1億回ぐらい思いました。
大人になってからも、女子に人気があるヨガとかピラティスすらやったことがなく、本当に運動とは無縁の人生を過ごしておりました。
そんな私が、いきなりパーソナルです。
でも、実際やってみて、運動オンチこそ、最初はトレーナーさんが丁寧に運動方法や食事方法を教えてくれるパーソナルがいいんじゃないかな、と体感しました。
実際にやったこと
私が通っているジムは、過度な食事制限や毎食の報告義務などはなく、あくまで「無理なくストレスをためずに継続する」スタイルのダイエット法をレクチャーしてくれました。
だからといって、もちろん、何もしないわけではないです。
私が気を付けて取り組んだことは下記のような内容でした。
■食事面
・1日1.5リットル以上の水を飲む(理想は2リットル以上)
・たんぱく質をしっかり摂る(ブロッコリー、鶏胸肉、ゆで卵など)
・炭水化物や揚げ物はあまり食べない(絶対に食べないわけではなく、夕飯時に白米は食べるけどお茶碗の半分だけにするなど量を減らす)
・夕飯は20時までに食べ終える
・間食はしない
・もらいもののお菓子は、家族にあげるか、心を鬼にして破棄する
・どうしても間食したいときは15時に食べる(食べたものがもっとも脂肪になりにくい時間帯)
・10年近く、毎日1〜2本愛飲していたレッドブルを完全にやめる(これだけは完全に断ちました。トレーナーさんには「頻度を減らす」提案をされましたが、1回でも許すと、どんどん手が伸びるのがわかっていたので…)
・ヨーグルトはギリシャヨーグルトにする
・プロテインを飲む
■運動面
・週に1時間×2回のパーソナルトレーニングに休まず通い続けて筋トレする
・買い物がてら、スーパーまで歩く(往復30分)
こうやって見てみると、運動に関しては、週2回のパーソナルトレーニングの時間に集中して筋トレするだけで、それ以外は、ほとんど何もしていませんでした。
家でストレッチするとか、簡単な運動をするとかはやっていません。(やった方がいいのは分かっているのですが…)
必ず階段を使う、とかもせず、普通にエスカレーターに乗っちゃってました。(そこはもっとがんばれ)
本当に意志が弱いので、見張ってくれる人がいないと、1人では何もやらないんですよね。
でも、そんな性格のわりには、食事に関しては、かな〜〜りがんばった方かなと思います。
なぜなら、サボると数値に表れてしまうから。体重はもちろん、体脂肪率、筋肉量、水分量など、数字はウソをつけません。
毎回、トレーニングが始まる前に必ず体重計に乗って測定をするので、食事改善をサボるとすぐにバレてしまいます。
また、トレーナーさんから「昨日は何を食べましたか?」と直近3食の食事内容をチェックされるのですが、これは口頭だからウソをつくこともできるけど、せっかく大金を払って通ってるのに、ウソついても意味ないよね…ということで、ちゃんとした報告をするためにも、ちゃんとしたものを食べよう!と意識するようになりました。
でも、もっとガチな「ラ◯ザップ」とかだと、毎日毎食、写真に撮って食事を報告する義務があるらしいので、それに比べたらだいぶゆるめの管理方法だと思います。
継続できるやり方かどうか?が大事
やろうと思えば、もっと本気でガチガチに管理することもできますが、そうすると、ダイエット自体がストレスになってしまうんですよね。
絶対に炭水化物を摂らない、とか、あれは食べちゃダメ、これも食べちゃダメ、1食1食カロリーを細かく気にする…。
トレーナーさんから聞いた話でも、きっちり管理しすぎる人よりも、ざっくり取り組んでいる人の方が、スルッと体重が落ちることが多かった、と言っていました。
これはおそらくストレスの違いだ、とのこと。ストレスを溜めるのが、ダイエットには1番よくないらしいです。
私の場合は、食事に気を付けるようになったことで、なんでも好き勝手に食べていた頃より、1食1食を味わって美味しく食べることができるようになりましたし、今まで漠然と感じていた「これ食べたら太るかも〜」みたいな罪悪感もなく、しっかり栄養のあるものを選んで食べられるようになったので、ストレスは皆無でした。
今まで「ないと生きていけない…!」と思い込みで摂取し続けていたレッドブルや間食のおやつも、一度パタッとやめたら「あれ?なくても全然いけるじゃん」と気付くことができ、今まで感じていた罪悪感とオサラバできたので、一石二鳥です。
身体にイイコトを無理せず継続できるようになったので、体重という数値にも結果が現れたのかな、と思います。
あと、月に数回は、どうしても仕事仲間と会食をしなければならない日があったので、そういった場ではパスタやケーキなどの食事を楽しみ、でも、翌日にはもとの食生活にちゃんと戻す、というのを気を付けました。
やってみた結果
3か月間、パーソナルトレーニングに通い続けて、食事に気を付けた結果、体重を10キロ落とすことができました。
1か月目:マイナス3キロ
2か月目:マイナス3キロ
3か月目:マイナス4キロ
停滞期がくるか?と思いきや、後半になるにつれて、ペースが上がっていったのが嬉しかったです。
私はダイエットを始める前の体重がかなり異常だったので、10キロ痩せたところで、決っっして、スリムで美しい女性になれたわけではありません。
でも、前に比べると、少しは正常な数値に近付けることができたので、35万円の自己投資をしただけの成果を出せて、ひとまずホッとしています。
「リアルセミナーまでに痩せる」を目標としていたのですが、セミナー当日も、周りの目を気にしすぎることなく、堂々と登壇することができました。
当初のトレーニング契約期間はいったん終わりましたが、その後も、できればもう少し痩せたいな、というのと、リバウンド防止・健康維持のために、週2回から週1回にペースを落としてジム通いを継続中です。
今度はもっとスリムな女性になれるよう、ここで気を抜かずに、引き続き、無理のないダイエットをしていきたいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました!
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