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私が思う「コミュニティマネージャー」論。

こんにちは。ゆりえもんです。

今日は「コミュニティマネージャー」の役割について、最近私が思っていることを書いてみます。


活動実績

簡単に活動実績を紹介すると、私は過去に、以下のような役割でコミュニティに関わったことがあります。

・サロンメンバー
・サロン運営の事務サポート役
・コミュニティマネージャー
・サロンオーナー

いちサロンメンバーからサロンオーナーまで、あらゆる立場を経験してきました。

その中でも、自分が一番強みを発揮できたなと感じたのは、コミュニティマネージャーをやっていたときです。

その後、サロンオーナーの経験を経て、改めて「コミュニティマネージャーとして自分がもっとも大事にしていたこと」に気づいたので、言語化しておこうと思います。


役割の違い

まず前提の話になりますが、コミュニティにおける「オーナー」と「コミュニティマネージャー」の違いはなんでしょうか。

私の考えを書くと、

・オーナーは、どんなコミュニティにしたいのか方針を打ち立てる人

・コミュニティマネージャーは、オーナーが理想とするコミュニティの実現に向けて動く人

だと思っています。

オーナーが求める世界観を実現するためには、何を準備したらいいか?どんな雰囲気を作ったらいいか?を考えて、実行に移します。


コミュニティの理想の姿

よく理想とされているコミュニティの形は、「オーナーが手をかけなくても自然と回っていくこと」だとされています。

オーナー自身がすべてのコメントに目を通して返信したり、メンバーの疑問を解決したり、コンテンツを作ったり、企画やイベントをやったり、入退会の事務的な管理をしたり…と、なんでも1人で対応していたら大変です。

なので、運営スタッフを配置してチームで対応できる仕組みを作ったり、ツールを使って自動化していく必要があります。

そして、理想のコミュニティを作り上げるために欠かせない存在、つまりコミュニティにおける代表選手となるのが、コミュニティマネージャーです。

※私の個人的な定義では、コミュニティマネージャーは「裏方」ではなく「代表選手」です。


どこに焦点を当てるか

コミュニティマネージャーに関連する記事を読んでいると、一般的には、コミュニティのメンバーに焦点を当てた記述が多いように感じます。

・どうやったらメンバーの満足度を上げられるか?
・どうやったらメンバーがアクティブになるか?
・どうやったらメンバーの不安を取り除けるか?
・どうやったらメンバーにとってわかりやすくなるか?

などなど。

もちろん、コミュニティは「参加するメンバーにとって居心地のよい空間」であるべきなので、それを考えるのは当然のことです。

ただし、私が一番大事にしているポイントはちょっと違っていて、何よりもまず、コミュニティはオーナーにとって居心地のよい空間であるべきだと思っています。

そもそもコミュニティというのは、「こんなコミュニティにしたい」というオーナーの想いがあるから創られているわけですよね。

仮に、コミュニティに30名の人が参加していたとして、それぞれのメンバーが考える「理想の形」を追い求めたら、30通りの正解が存在することになります。(100名いたら100通り、1,000名いたら1,000通りです。)

全員を満足させることは不可能に近いですし、全員の理想をまんべんなく取り入れていたら、軸がブレブレになって、どこを目指しているのかわかりにくいコミュニティになってしまいます。

逆に、オーナーの理想に焦点を当てれば、軸はブレません。

その軸に共感できる人が集まってくるようになります。


コミュニティマネージャーの役割

これまで書いたことをふまえて、もう一度、前述したコミュニティマネージャーの役割を振り返ります。

コミュニティマネージャーは「オーナーが理想とするコミュニティの実現に向けて動く人」です。

そして、コミュニティマネージャーは、オーナーとメンバーをつなぐ潤滑油であり、ハブ役でもあります。

何かアクションを起こすときに、「オーナーのため」「メンバーのため」と片方だけを見るのではなくて、どうやったら両者をつなげてコミュニティの価値を高められるか?を考えると、コミュニティマネージャーの存在意義が増すのではないかと思います。

これからコミュニティ運営を経験してみたい!コミュニティマネージャーをやってみたい!と思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。


読んでいただき、ありがとうございました!


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