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ミッドナイト・ツルッパゲ

リスナーの皆さんこんばんは。ロバート・ツルッパゲです。今日は原宿の交差点にできた『ハラカド』のプレオープンに行ってきました。盛況で、知人や友人とたくさん会えました。さて、最初のお便りは秋田県の「六味唐辛子」さんからです。

ロバート、わんばんこ。「六味唐辛子」です。女性としての魅力がひと味足りない、とよく言われています。ボクの年齢はヒ・ミ・ツなんですが、まあまあ行くところまで行っていて、江戸時代ならきわどいところです。ボクは都会での生活に疲れて地元の秋田に戻り、市役所で働いています。仕事はヒマなので、スマホで「ぷよぷよ」ばかりしています。同僚に真面目だけが取り柄みたいな男子がいて、男子と言っても40歳なんですけど、そいつがどうやらボクのことを気に入ってるみたいなんです。あ、ボクというのは「あのちゃん」の喋り方を意識しています。

で、頭の地肌が一般的な人よりあからさまな彼から、デートに誘われました。ボクにとっては青天の霹靂です。よりによってあいつかよ、と。しかし他の男性は50代後半既婚者ばかりなので若い部類なんですけどね。彼はあまり女性に慣れていないようで、デートプランはとんちんかんでした。でもそこが可愛らしいというか、憎めないというか、そんな感じです。これって恋なんでしょうか。マイアミバイスください。

という「六味唐辛子」さんのお便りでした。どこか既視感があるお話ですね。推理小説でよくある、犯人と被害者の立場からの供述を聞いたような気持ちです。他人の恋愛ですから内容にはあまり興味を持てないんですが、ムードで言えばうまくいきそうな気がします。「ある程度の年齢になった女性は、あのちゃんを真似しないほうが賢明です」というのが、私からのマイアミバイスです。どちらかと言えば篠ひろ子さんなどを参考にしたらいいのではないでしょうか。

曲に行きましょう。渡辺真知子で『唇よ、熱く君を語れ』です。

(スタッフに)
はげなまは、やっぱりハゲてたんだな。


多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。