あなたが焼くステーキ:写真の部屋
仕事で写真を撮っていて面白く感じるのは、「客観性を持てること」だと思っています。たとえば街で見かけた美しい花を一枚撮ることに客観は存在しません。好きなように撮ればいいし、もっと言えば、撮らなくてもいい。
しかし「ここにある花を撮って欲しい」と仕事を依頼された場合、そのすべてが変化します。好きで写真を撮るという行為が持つ領域は、写真を撮るという大きな概念の中の半分以下かもしれません。写真を撮り始めた人が理解したと思っている言葉に感じるのはそこです。スーパーマーケットでいいお肉