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Anizine

写真家・アートディレクター、ワタナベアニのzine。
¥500 / 月
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2020年6月の記事一覧

本、買ってね〜。Anizine

先日、本屋ロカンタンと青山ブックセンターで本を買って欲しいというお願いにコメントしてくれた人の中から、当初5名で考えていたんですが、7名にしました。 コメントをくれた人が11人だったので全員でもいいかと思ったんですけど、noteに記事がない人はサポートできないんですよ。そこで、記事のある7名にしました。 全然関係ないことを言ってしまうと「相手から手紙が欲しかったら便せんをプレゼントしなさい」みたいな諺があったような気がします。つまり人からして欲しいことがあったら、相手がや

荻窪と渋谷の人へ連絡。Anizine

先日、知人の紹介で西荻の小さな本屋さんに行きました。 ああいうお店っていいなあと思いましたが、なかなかこの状況では経営的に苦戦している部分もあるようです。続いて欲しいなあ。 そして青山のブックセンター。 店長の山下さんは「ヘイト本を置かない」などの心意気を持った人です。俺が20代の頃「住んでいた」と言っても過言ではない六本木店はなくなりましたが、なんとか青山ブックセンターの本店には存続して欲しい。 そこで、荻窪・渋谷近辺にお住まい、もしくは「よく行くよ」というAniz

映画のビジネスモデル:Anizine

毎日、何かしらの映画を観ている。 映画館に足を運ぶのは特別なことだし、楽しいことではあるけど、仕事の隙間を縫って時間を合わせるのを毎日はできない。ネット配信で空いている時間に観られるようになったことは大きい。 映画産業は娯楽が選択できなかった時代、それこそ大勢の人が浅草の映画館に集まるような古いビジネスモデルから最近まで何も進化してこなかった。角川映画全盛時には薬師丸ひろ子さんが観たくて行ったのだろうし、最近ではそれがジャニーズや若手俳優の集客力に変わっただけだ。 初日

聞かれたくない言葉:Anizine

本来はここで書くようなことじゃないんだけど、定期購読メンバーにだけはお伝えしたい。

若気の至りのはずかしさ:Anizine

経験則とか統計とか、使い方を間違えると若者からオッサンだと揶揄される言葉。それが老害という気持ち悪い言葉にならないためには事実が伴わなければいけない。 かくいう俺も若い頃には「無知なこと」を武器にしていた時代があった。 広告のスタッフには、クリエイティブディレクター、アートディレクター、コピーライター、デザイナーなどがいる。プロジェクトが発生すると基本となる外枠のコンセプトと戦略をCDが決め、その指示のもとに、コピーをC、視覚面のコンセプトをAD、デザインをDが具体化する

マイナスを0に戻す行動:Anizine

ここ数ヶ月、もしかしたら「理想的なサボり」を満喫したのかもしれないと思っている。無駄な打ち合わせがゼロになり、誰にも邪魔されずに仕事ができ、本を読み、ネットで映画を観ることができた。 なくなった撮影以外にもデスクでやることはあるので、いいペースで仕事をしていた。人と会い、美味しいモノを食べに行けなくなったことだけがストレス。 俺は食事というモノを「芸術」の分野だと位置づけている。コンビニ弁当や牛丼は「芸術」ではない。そう言うとコンビニをナメてんのか、と言われると思うけど当

「あるある」と「ないない」:Anizine

あるものの話をしたい人がいて、ないものの話が好きだという人がいる。それが「あるある」と「ないない」。 こういうときはこうだったよね、という過去の共感が「あるある」なんだけど、そこには情報の加工がない。あったものを「あった」と言っていて、できるだけ多くの人が共有できるように、小学校時代の思い出や当時見ていたテレビやゲームの話などが主役だ。 子どもの頃は皆がある意味で強制され同じことをしていたから、自発的ではなく、均質の「あるある」が提示しやすいのだろう。しかし大人になるとそ

Paris散歩:Anizine写真の部屋PDLB

もう激しくイライラしてますよ。 どこにも行けないこの自粛生活に。世界で何が起きているかを知るために、今年は(仕事以外で)毎月外国に遊びに行くつもりでした。しかし2月であえなく中断。大規模ストとコロナの中間である2月にParisに行けたのだけが救いですが、普段は3ヶ月おきに行っているので、イライラの限界が来ています。 俺の仕事は写真を撮ることですが、写真を撮るだけではなく「自分はなぜそこで写真を撮りたくなるのか」を知る目的もあります。どうしてこの地域にこんな人々が集まってい

PBデザイン:Anizine

本当は『PDLB』で書くべき内容なのかも知れないけど、あまり高級な話題じゃないからこっちに書くことにする。 「あのコンビニのパッケージをどう思うか」と、最近よく話を聞くPBのデザインについて聞かれた。結論から言えば、俺はまるで興味がないので「まるで興味がない」と答えておいた。 ブランディングやマーケティングは、パッケージのデザインがいいとか悪いとかで決められる簡単な問題ではない。デザインがブランディングに関わる場合(本当は内包しているんだけど)、それだけが突破口になること

◎支援ご報告:Anizine

noteで活動しているパフォーマーへ 30000円 短編映画「そこにいた男」クラウドファンディングへ 10000円 noteで活動しているパフォーマーへ 5000円 を「Anizine」の定期購読料から支援させていただきました。定期購読メンバーの皆さん、いつもありがとうございます。 note「Anizine」 https://note.mu/aniwatanabe/m/m27b0f7a7a5cd