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聴く耳持たず、嘆くあなたがわかりません。

タケさんの下手なお話にお立ち寄りくださってありがとうございます。

全てに否定的

施設管理のアルバイト先で、体力の衰えを嘆くオバサンが二人いる。作業服がちょっと汚れていたMさんに、Kさんが「どうしたの」と尋ねると、「よろけちゃって」と応える。

K:「気を付けなきゃダメよ、どんどん衰えるんだから少しでも筋力維持しなきゃ」

M:「そんなこと、今更この歳で筋力なんて維持できるの?」

K:「あたしは少しだけど毎日スクワットしてるし、あとラジオ体操もなるべくやってるわよ」

M:「あら、偉いじゃない。でも年寄り向きのやり方なんてどうやればいいのか知らないし」

二人の会話に思わず口を挟みたくなった小生・・、「市の健診でロコモ体操とかいろいろチラシくれるでしょ。ラジオ体操だっていいし、やろうと思えばいくらでもやれるんじゃない?」

M:「そんなチラシくれた?一度も貰ったことないけど」

チラシなど貰ったところでMさんはどうせやりゃしない。

NHKのEテレにしてもYouTube にしても、健康に関する情報は溢れるほどある中、要するに自分次第ということ、日々、衰えを感じているなら、積極的に体力維持を心がければ相応の期待はできるはずだ。

安いから買い過ぎた

M:「○○って、安いからつい買い過ぎちゃって。ゴボウなんか一袋5本入りとか、きんぴらごぼうにしても限度があるし、ここんとこ暖かい日が続いて使い切らないうち傷んできちゃって残ってたけど4本捨てちゃったわよ」

呆れるしかない。小生にしてみれば、ササガキにして冷凍しておけば、その都度何かに使えるじゃないか、と腹の中では思っていたのだが、Mさんは聴く耳持たない人だから言っても無駄になる。

M:「○○のお総菜コーナー、アジフライが美味しいのよ。それと餃子も結構おいしいから」

まあ、旦那さんと二人なら作るより買った方が安上がりかも知れない。

そして後日、

M:「旦那ったら、アジフライ大き過ぎて半分しか食べないの。餃子なんか食いたくないって言うもんだから、頭に来ちゃって捨てちゃったわよ」

何も捨てることないだろうと思うのだが。例えばグラタン風にとろけるチーズなど載せてオーブンで焼けばかなり美味しいはずだ。

生活全般に工夫というか、発想ができないMさんだが、対するKさんは仕事でも自発的に、また家庭でもこまめにいろいろ試しているそうで、この違いは何だろう?

確かに歳を重ねてくると、あれこれ億劫になることは致し方ないのだが、だからこそ周りの意見やアイディアなど、聞くも良し、自ら進んで情報を集めたりすることは必要だ。脳に適度な刺激を与え自らの健康維持に努めたい。

久しぶりにカレーを作った。今日の一日に感謝

最後までお付き合いくださってありがとうございました。




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