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グルテンフリー、カゼインフリー、添加物抜き生活を1年半続けてみました

グルテンフリーにしたら何が起こるのか?体の変化は?気になって実験がてら始めた私の体験を書いてみました。
何かの役に立てたら嬉しいです。(2021年5月〜2022年末までの話)

始めたきっかけ
THE EAT(ザ・イート)という本を読んでいると添加物などを少しずつ摂取していると体の中で原因不明の炎症を起こすという事が書いてありました。
私は数年前から右手首に原因不明の痛みがあり、あらゆる病院や整体に通いました。それでもましにることはあっても治ることはありませんでした。
酷い時は歯ブラシを持つのも痛い、寝てても痛みで起きてしまうなど辛かったです。そこでこの本の通りにしてみたら痛みも取れて健康に慣れるんじゃないか?と思い始め、家にある食べ物から調味料までを変えてみることにしました。
私はやりだすと0か100かという考えになりやすい性格なのです。
小麦アレルギーではないのですがなったつもりで始めてみました。

手始めに
まずは調味料から白砂糖を甜菜糖に、醤油は小麦なしのものに、サラダ油を米油に、お酢は米酢に、みりんは本みりんに、精製塩は天然塩に、ココアは純ココア+甜菜糖+アガベシロップに、納豆のタレは小麦抜き醤油+アガベシロップにと少しずつ変えていきました。

朝は卵かけご飯、お昼はココナッツスパイシーカレー、夜は納豆と決めていました。市販のおやつには添加物やショートニングなどが入っていたり、大好きなチョコレートにも小麦粉が使われていることに気づいてからは一切食べないようになりました。それでもやっぱりおやつは食べたい!そんな時は果物、さつまいも、栗など自然の食べ物を食べたり、りんごのドライフルーツを作ったり。手作りのお菓子などでお腹を満たしていました。

カゼインフリーにも挑戦
牛乳などの乳製品にはカゼインと呼ばれる成分があります。牛乳を飲むとお腹が緩くなる事も関係あるみたいです。
なので牛乳を有機豆乳に変えて、生クリームやチーズも食べるのをやめてみました。これによる体調の変化は特になく、豆乳って開けなければ常温で保存できるのが便利だなと感じたくらいです。

お菓子を認識しなくなる
お菓子はもともと大好きで毎日のように食べていました。食べたすぎてストレスになるかな?と思っていましたが添加物なしを続けるためにお菓子は毒だ!と言い聞かせているとお菓子を食べなくても全然大丈夫になり、さらにスーパーなどに行ってお菓子コーナーを通ってもお菓子を認識すらしなくなりました。
慣れるとこんなにも変化あるんだなと面白い感覚です。

体に異変が起きた
グルテンフリーを始めて2ヶ月頃に好転変化なのか体中にとても痒い湿疹ができるようになりました。痒くなる時間も決まっていて夕方から夜にかけてが特に痒いのです。
そして怖いのが痒くて掻いた場所からどんどん広がっていくこと!無意識に手が空いていたら掻いてしまうという状態に。病院に行って皮膚検査してもらっても原因不明でお薬も効きませんでした。この症状は3ヶ月以上も続いて気づいたら消えていました。一体何が原因だったのか?今でも不思議ですが治って何よりです。掻き傷はなかなか治りませんけど。

YouTubeは先生
グルテンフリーを続けていると同じ食べ物に飽きて他のものも食べたい欲がでてきます。
小麦を抜くとなると好きだったパンや麺類などほとんど食べれなくなります。
そこでおやつのように自分で作れないか?と思いYouTubeでふとグルテンフリー◯◯と検索してみました。
私が始める前にグルテンフリーブームがあったおかげか沢山のレシピが見つかったので色々作ってみることにしました。
本など買わなくても今はYouTubeとネットで調べられて便利な世の中です。

米粉パンに出会って感動
お菓子作りに使う小麦粉の代わりに米粉を代用していました。YouTubeで色々調べていると米粉の方が早くホワイトソースが作れたりと米粉の便利さを実感していました。
ある時YouTubeで型抜き米粉パンの作り方を発見し、パン用米粉を早速Amazonで購入し作ってみました。

ハイジの白パンみたい

私はこの時久しぶりに食べ物に感動しました。パンだ!ほわほわしてる!美味しい!この感情がさらにグルテンフリー生活を続けるきっかけになりました。
更にサイリウムという粉末の存在も知って好きな形で作れる米粉パンも作れるようになりました。

パンを作るとなると発酵など何時間もかかるイメージだと思います。私が作っている米粉の場合は混ぜる時間5分以内、発酵に30分、焼くのに15分で計1時間もかからずに出来上がります。そして使う器具はボールとゴムベラと計りの3つのみ。洗う時も小麦粉ではないので粘り気もなく水でさっと流せてとても楽ちんです。

自然に腸活になる
米粉パンに使用していたサイリムウは1日の摂取量が決められているほど食物繊維が豊富です。わらび餅なども作れてとても便利な粉末です。
もう1つイヌリンという顆粒があります。これも食物繊維が豊富でこれのおかげで食べれなかったチョコレートを作れるようになりました。
これらを食べてるおかげか毎日快便になりました。

食べれるものは作れば以外と沢山ある
タピオカと米粉でうどん、豚塊肉と調味料でベーコン、野菜と果物からソース類など探せば小麦粉がなくても作れるものは沢山あると知りました。
私は料理やお菓子作りがもともと好きなので続けられたんだと思います。
料理嫌いの人は面倒に感じるかもしれせんが最近はグルテンフリー◯◯と市販で色々あり出ているのでそれを購入するといいと思います。

国産だから安全とは限らない
国産は安全で健康というイメージが私にはありました。でもYouTubeなどで調べていくと日本は食べ物などの基準がとても曖昧なんだと知りました。
お菓子に使われているショートニングやマーガリンは食べるプラスチックと言われるほど体に悪いようです。
海外では禁止されているものも日本では大丈夫だったりもします。
自分の体は自分で守っていくためにもラベルなど確認する癖をつけるようになりました。

何事も緩く考えて続けてみる
私は拘り出すと止まらない性格です。なので何かを始めるとこうでなければ!と完璧主義になりやすいです。
そうするとやめたくてもやめれられずストレスを感じる事も多いです。でもこのグルテンフリー生活を続けられたのは自分に厳しくするのではなく、実験だからやめたければすぐやめられるという感覚で始めたからだと思います。
ダイエットでも我慢しすぎるとかならずリバウンドするのと同じで緩く長く自分のペースで続けることが大事だなと感じました。

グルテンフリーをしてみて良かったこと、悪かったこと

良かったこと
①まずは手の痛みが無くなったことです。このメリットはとても良い成果だと感じました。痛みが治らない原因の1つが痛みを確認してしまう事でこの痛くないか動作を毎日繰り返してしまっていました。この動作さをやめた事も一理あると思いますが良くなって何よりです。

②とても嬉しい成果がもう1つ、頬にあったほうれい線がなくなった事です。
今でも米粉丸パンを定期的に作っては食べているおかげか毎日快便でお腹の調子がいいです。肌荒れもなく白目部分が白く健康的になり、姉にも白目が白いと言われました。

③基本的にうす味になるので塩分を摂りすぎなくなり、舌の状態が良くなることです。
濃い味ばかり食べていると舌の感覚が鈍くなるそうです。

④グルテンフリーのレシピをたくさん調べたりして沢山の知識がついた事です。
この食品にはこんなものも使われているだなとかこんな栄養もあったんだなと勉強になりました。時短になったりもするので様々なメリットがありました。
セアリック病などの小麦粉アレルギーに突然なったとしても対応できる自信ができました。

悪かった事
①お金がかかる事です。これは私が拘っていたからという事もありますが、グルテンフリーや添加物なしにしようとすると自然に高めの調味料になっていきました。ここは仕方がないところでもあります。

②外食が難しくなる事です。外食は滅多にしないですが友達と何か食べようとしても同じものが食べられなかった事です。私の友達は理解してくれていたので良かったですが、普段外食が多い人は塩を持ち歩くなどしないとかなり難しいかなと感じました。

グルテンフリーをやめた理由
2023年に入って今年のやりたいことが断捨離だったから。
グルテンフリーをしていた時は調味料などをまとめ買いしていました。
1月から断捨離を始めてたくさんものを捨てている中であまりにもストックの多さに驚きました。必要最低限のものを今年は買わないと決めたことで1度普通の食事に戻すことにしました。
体の中の断捨離から身の回りの断捨離へ。

一年半続けてみた結果、思ったこと
私の場合は手の痛みの改善、肌の改善、腸の改善、知識が沢山ついたなどの変化でした。
肌荒れ、頭痛持ち、便秘気味、何故か疲れやすいなどの症状がグルテンフリーをしてみたら治ったという人もいるので試してみる価値はあります。

いつまでと決めていたわけではなかったのですが、グルテンフリー生活を1年半も続けることが出来てよかったです。
今ではたまにお菓子を食べたりするようにはなりました。久しぶりに味の濃いものなど食べた時はドッグフードしか知らなかった犬が人間のものを口にしたらこんな感じなのかな?なんて創造したりもしましました😅これからグルテンフリーに挑戦してみようかな?と思っている人に何か参考になれば嬉しいです。
20代後半なので今のうちにやってみたい事にこれからも挑戦していきたいなと思います。
悔いのない人生を生きたいですね🎵

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